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1.みんなでつくるホテル(仮)プロジェクト始めます。その前にご挨拶。

株式会社アットインの藏満(くらみつ)と申します。
株式会社アットインの取締役で、ホテル事業部の管掌です。
藏が一杯になってそうな名字ですが、めちゃくちゃ庶民です。そして、藏満姓は日本に70人くらいしかいない絶滅危惧種、レッドリストです。皆様、優しくしてください。

僕達の会社はメインの事業が住まい事業部、いわゆるマンスリーマンションで、愛知・岐阜・三重の東海圏及び、東京・神奈川・千葉の関東圏にて約3,000室のお部屋を運営しています。


ホテル事業部は愛知県では名古屋駅・豊田市駅、そして青森県の青森駅の近くでホテルを運営しています。

アットインのホテル事業部は2023年の春に岐阜県高山市に新しいコンセプトのホテルを作ることになりました。
計画としては数年前から進んでおり、その存在も知っていましたが、特に「高山でできるんですねー。」以上の感想はありませんでした。

なぜなら、僕は2021年10月までは「住まい事業部」管掌だったから。

昨年10月にホテル事業部管掌となり、来年にオープンする高山プロジェクトに関わることになりましたが、めちゃくちゃ困りました。
なにせ、22歳から20年間マンスリーマンションのことばっかりやってきて、数年前からは「民泊」の事業もグループ会社(株式会社ミライブ)で立ち上げましたが、規模の大きな「ホテル」の運営には知見がありません。

社内には、これまでホテルを立ち上げたスタッフがいることが救いであり、僕一人では到底ムリ!と思ったので、急いでプロジェクトチームを作りました。

みんな忙しい中で、それぞれが使える時間も限られる中で、立ち上げに必要なことを色々と教えてもらっています。そこである幹部社員が言った一言に僕は雷に打たれた気持ちになりました。

「高山のホテルいいですね!そのうちにインバウンドも戻ってきますし!ところで、高山の新ホテルのコンセプトはなんですか?」

おいおい。そんなの言わなきゃわかんねぇのか?高山のホテルのコンセプトといえば、アレだよ。えーと。高山の古い町並みにインスピレーションを受けた、和モダンで…、うん。コンセプトってなんだろう。

一言でコンセプトを言えないプロジェクトリーダーの元で、いいホテルなんかできるわけない!と気付かされました。


まずはコンセプトの整理から。経験の足りないプロジェクトリーダーですが、しっかりみんなの意見を取り入れながら進めていこうと思っています。

このnoteでは高山のホテルが出来上がるまでの経緯や考えたことを公開しながら進めていこうと思っています。

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