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クエスト報酬

フォロワーさんと彼女のお嬢さんと遊んできた。


ご一緒したフォロワーさんのお嬢さんはうちの娘とほぼ横並びの同い年だ。生まれたの3日違いとかなので。
お会いして遊んでもらって、誕生日3日しか違わないのに娘と発達の具合(というか方向?)がまるきり違って驚いた。
特にうちの娘がやってるとこ見たことないな~と思ったのは
・席を立って戻ってくる時「ただいま~」と言う
・エレベーターのボタンを押そうとせずボタンの形と階数に言及する
だった。

もともとわたし自身の会話の傾向としてリズムのよいラリーが少なめというのがある。
もっと長めのターン制というか、なんなら相手によってはエピソードトークのぶつけあいみたいになる。夫相手がまさにこれで、2人ともが喋りたいことを喋って笑ったり意見したりの応酬がわが家の会話だ。
先方のお嬢さんはかなりしっかり会話そのものを楽しむタイプというか、こちらの回答ありきの話の進め方をしていた。

「これ何色?」
「これは青色」
「かわいいね!」

的な。うちの娘は親のレスを待たず上の3行全部1人で喋る。
わたしも結果の共有→レスポンスという順序で喋ってるので「ほんとだね~青かわいいね~」でワンターン終了である。
「ただいま」「おかえり」の応酬も、知ってはいるがそう毎回は言わんというか、「相手から単純な応えが帰ってくるのが楽しい」という姿勢は希薄な気がする。これはわが家全体の事としてですが。
もうちょっと会話のターン数を増やした方が幼児の教育としてはよいことがあるのかもしれない。
じっくり話を聴いてもらう、聴いてリアクションする、も会話において重要な機能だが。

エレベーターのボタンをまずばーんと押さずに「まる!」とか「いち!」と形や数を教えてくれるのも、親の反応や相手とのやりとりを楽しむ姿勢だ。
あちらのお嬢さんもわが家の娘も保育園では「おしゃべりさん」と評価を得ているが、なかなかタイプが違うおしゃべりのようだ。
おもしれーなーと思って観察していたのだが、更にびっくりしたのはここからで、翌日から娘のコミュニケーションが様変わりしたのである。


おままごとあそびらしきものをしたり、ぬいぐるみとお話したりは元々始まっていたのだが、なんかもうターン数が爆発的に増えとるのだ。いや、ぬいぐるみとの会話は娘の一人二役なのでターンもなにもないんだけども。
以前は

「きょうもあちゅいねえ~」
「…………」
「…………」

~完~

という、天気の話くらいしか共通の話題がなくて気まずい時のやつしかバリエーションがなかったのだが、お友だちと遊んでからというもの

「しまじろ、くるまどこ~?」
「どこかなあ?」
「しってるう?」
「さがそっかあ」
「あったねえ~!」

これである。
会話とお喋りって別物なんだな…
あと「数字を知らせてくる」も急に出てきた。保育園帰りに電車で急に「りょく! りょく!」と言うので、なんだなんだと周り見回したら「6号車」に乗っていた。ろ、ろく!?
数字に関してはかぞえてんぐ任せで親はなんにも教えてきていないので、まず「6」を理解していたのも知らんし言えるのも読めるのも知らんかった。そんなんできるの??
そのまま車両番号読ませてみたらまあまあ読めてた。そんな…

ふだん保育園の群衆の中と別の刺激があったんだろう。
子どもっておもしろいな~!

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