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コロナ禍、2度目の緊急事態宣言②(病院編)

さてさて、移住準備をしてホッとしたのも束の間…後はキッチンの見積もりを待ち、大工さんから送られて来る最終見積もり書を見て着工を依頼するだけでした。

相方さんは自営業で個人事業主なのですが、このご時世に有難い事に忙しく、従業員を今後店長にして社長業を継続しながら移住予定です。

一年で2.3月、6.7月、11.12月が繁忙期なのですが、ちょうど今忙しくて移住するにも当面の生活資金は必要ですし稼げる時に稼がなきゃと思っていますし、移住しても生計が確かな今の仕事は出来るだけ続けていき、繁忙期にはこちらに帰って仕事を励む事を視野に入れています。

そんな時に脚立から落ちて…両足かかとから足のヒラ全体を骨折してしまいました。

夕方の怪我なので、とにかく自宅から近くて車椅子を借りて運べる病院という事で、我が家の隣りの整形外科に駆け込みました。

実際はあまり評価はよくないですし、わたしも子どもも通院した事がありますが、ただ歩行が困難だからとりあえず行くと言う理由の病院でした。

水曜日受診し、レントゲンを撮りましたが折れているかは CTを撮らないとわからないとの事…この辺でまず不安…

木曜日は大抵の病院はお休みなので痛み止めをいただきとりあえず様子を見ることにしました。

今回、救急で総合病院に行く事も考えましたが、コロナ禍に総合病院の様子って世の中の医療現場の大変な状況しか報道で見ていないので骨折かも…って時に行くならば近くの整形外科単科病院の方がコロナ感染リスクも少ないし安心だなと思いました。

結果、ドンドン青黒く腫れて来て、1日経っても歩ける状況ではないので隣の病院を朝一受診し、紹介状を書いていただき総合病院へ行く事にしました。二度手間でしたがレントゲン画像も持たせてくれたし総合病院って紹介状はあった方がスムーズなんですよね…

 何よりCTを撮らないと骨折かわからないなんて、今後大切な一生使う足がどんな状態なのかわからないなんてやはり不安ですし、個人事業主の相方さんは労災は使えない為、生命保険しか頼るところがなく、しかし、相方さんは入院しか保証がないので入院したいか?と言われればしたくないけど…1日以上入院すれば確実に保険はおりるわけです。

ここで、コロナ禍の病院って…骨折くらいで入院はまず出来ないと思いますよね…もちろん出来ないと思いましたし、ただ CTを撮り、折れているか確認する為の受診でした。

しかし、入院出来ると言う幸運?に相方さん恵まれたんですよね。

普通、入院は幸運なんて言わないですが…コロナ禍の逼迫している医療現場です。自宅療養も選択枠にあった訳で…

それが入院させてもらえるなんて有り難いとしか言えません。

通院も大変だし、毎回予約を取り、混み合う待合室での待機や内科もある総合病院の受付や会計を行うのってリスク高いですから。

今回いくつかのタイミングが重なりました。

内科は逼迫しているでしょうが相方さんは整形外科病棟でしたし、たまたま二人部屋なら空いているとの事で週末は大部屋も空くから移動可能と言われて1日くらいなら高くても…と入院を選びました。結果大部屋希望を入院受付で話すと1日だけ消化器病棟の大部屋に居させていただける事になり高額な差額ベッド代も発生せずラッキーでした。

相方さんは入院一時金5万円に日額1万円出る保険内容なので一日だけ入院しても6万円保険がおります。おそらく1週間いたらプラス6万円なので長くいればプラスされていき14日いれば更に就業不能の保険も少しですが出るので早く自由になるか、お金を頂くかのどちらかです。

と、保険詐欺でもなく、両足骨折で生活困難な訳ですのであしからず。そして、もちろん面会は出来ません。差し入れは専用の窓口に渡して置くと言うシステムです。相方さんとは退院まで会えないし、相方さんも病院内はうろちょろ出来ない厳重管理。クラスター対策ですね。あ、そして入院時にPCR検査受けてました。これまたなんだかラッキー。

あと、一番の幸運は、去年健康診断で肝機能がかなり悪かったのですが、お酒辞めなかったんですよね…入院中は休肝日になるのが一番身体によいし健康的!!これが実は一番良かったと思ってます。

今回、医療現場の様子を伝えたかったのでここに残しました。地区や場所、病院によっては外科手術をともわない骨折者でも入院が出来ました。おそらく、外科手術が必要だと人手もかかるし、大変だけど、自立してる両足骨折者ならあまり手がかからないので受け入れてくれたんだと思います。病院だって経営は大変なはずです。病院アルアルですね。

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