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学期末テスト開始!|6月10日〜6月16日

はじめに

アマホロ〜(平和〜)

めったに体調を崩さない私ですが
日本一時帰国ぶりに体調を崩してしまいました〜

今はものすごく元気ですが、
断水している中で体調を崩すと、もう大変!

テスト期間突入して、クラブ活動が落ち着いている時で本当によかった・・・!

それでは、スタート!
テスト期間のため、ほとんど写真がありません!笑


6月10日|任地ってなんだかんだ落ち着く

キガリピースマラソンを終え、朝イチで任地に帰ってきた。

首都キガリから任地ルワマガナまでのバスに乗り込むと
アジア人の方が先に乗っていた。

このローカルバスに乗る外国人はとても珍しいので、驚いてしまった。
彼は、どこへ向かうのだろうか。

そのまま学校へ行くと、テスト前ということもあり
先生たちのほとんどが職員室にいた。

生徒たちはというと、教室で自習だ。

体育の授業はもちろんないので
私も職員室で書類作成したり、成績入力など事務作業をしながら過ごした。

キガリでの日々は、ストレスがない。
食べたいものが食べられるし、温かい水でシャワーを浴びることができる。
街を歩いていても、ジローっと見られることはない。

一方、任地では食べたいものは食べられない
温かい水はおろか、水がそもそもない。
街を歩けば、子どもたちや大人からジロリと見られる。

それでも、歩いていれば知り合いに遭遇し、何気ない会話をして
近くの商店のおばちゃんたちが構ってくれて
欲しいものがあれば、誰かしらが連れて行ってくれて。


あたたかい。


この街でたくさん傷ついてきたけど、
この街にたくさん救われてきたのもまた事実。

残りの期間も大切に過ごそう。

6月11日|体調を崩した・・・

深夜1時。

寒い。。。

私はいつもTシャツに短パンで寝ているのだが、だるい体を無理やり起こして、ウルトラライトダウンを引っ張り出すくらいには寒かった。

咳が止まらない、喉が痛い、頭が痛い!!!

薬を飲んで、なんとか寝ることができた。

朝になれば、復活しているだろう。

と思っていたが、甘かった。

一日中、寝込みました。


前日に、一応買っておこうと
卵やら果物、ジュースを買っていた私に感謝。


6月12日|日本食ってすごいよ

朝6時。

だいぶ回復したが、大事をとって休むことに。
今日から学期末のテスト開始だけど、この環境で無理はしない。

こんな日に限って、ルワンダ人からの連絡が止まらない。

去年まで指導していた選手や、バスで出会ったルワンダ人男性
知り合いのルワンダ人女性・・・

嬉しいのだけど、タイミング・・・!笑


家に余っていたそばを食べることにした。

美味しすぎて感動した。

日本食って本当にすごい。

ルワンダでは、風邪を引くと
多くの人が口を揃えて
「スポーツしな!」
「ファンタ飲めば治るから飲みな!」
「いっぱい食べないと!!」

食欲がない時でも、
栄養があってなんだかんだ食べられる日本食は本当に素晴らしい。

日本のおかゆやウイダーゼリー、うどんが最高に恋しい。。。

6月13日|ついに水復活!私も復活!

朝、完全復活!

学校へ行くと、体調不良の先生の代わりにテスト監督をしてほしいと言われ
急いで教室へ。

生徒たちも咳き込んでいる子や、鼻水を垂らしている子がいて
風邪が流行っているのを感じた。

3学期のテストは、学校の教員でもなく、ディストリクトでもなく、
NESA(National Secondary Examination and Schools inspection Authority)
が作成したものが学校に届き、印刷する形で実施される。

テストが始まり、複数の生徒から手が上がった。
テスト用紙のインクが薄くて問題が把握できないというハプニングが。

担当教員が来て、口頭で伝えることでなんとかなったのだが、
事前に確認できたことなのになあなど。

今回から教室ごとに、生徒確認のため、名前・クラス・サインを記入するシートが配布されることになった。

これまでのテストにおいて、生徒数に対して、なぜか解答用紙が足りなくなっていたり、欠席者を把握できていなかったりと、様々な問題があったようだ。

再発防止に向けての取り組み、素晴らしい。

6月14日|テスト期間ではあるが、練習開始。


テスト期間は、基本的にテストに集中するために練習は行わない。

カウンターパートも「生徒たちが優先すべきことは学業だ。」と言っている。
この価値観は一緒。

競技に集中するために、勉強を辞めてしまう選手は多い。
学校に「通えない」のではなく
自ら「学校に通わない」という選択をした10代の選手は多い。

陸上競技に限らず、様々なスポーツで。

そして、競技に集中した結果、お金を稼いでいる人がいるのは事実である。

勉強は、明日を生き抜くためのお金にはならないかもしれない。

スポーツで才能を見出された彼らに、勉強は必要なのだろうか。
と最近、よく考えている。

結論、今も分からない。

うまく言語化できない。

タイトルから随分、話が逸れてしまったが
6月末に全国大会が行われる。

その大会に向けて、今回のテスト期間は練習を行うこととなった。
生徒と話し合いをして、毎日ではなく、あくまで「継続的に」練習を行う日程を決めた。

その日程をベースに、カウンターパートと練習プランを考えた。

短時間で、集中して練習に取り組む。

大会日程が急に変わっても、テスト期間で不利な状況であったとしても、
その中でできる最善を考えて、毎日を過ごすこと。


とにかく、前に前に。
今できることをひとつひとつ積み重ねていこう。


6月15日|先輩隊員の学校でミニコンサート

朝6時から練習。

試合が近いということもあり
選手の雰囲気が少しピリピリしているように感じる。

こういう時は、怪我をするリスクも高まるので
ストレッチの時間をしっかり取りたい。

選手ひとりひとりの動きはとても良いので
なんとか練習を積み重ねて、大会に向けて準備していく。

練習を終え、今日はニャマタへ。

TTC(Teacher's Training Center)=教員養成校で音楽教師として活動をしている先輩隊員さんがミニコンサートを行うということで、訪れることに。

隊員も10名以上が集い、日本人とルワンダ人の生徒、交互で発表が行われた。

日本の伝統的な曲「さくら」や流行りの曲、
なかには作詞作曲を行なっている隊員さんのオリジナル曲も披露していた。

ルワンダ人の生徒たちは、ギターで弾き語りをしていたり、ピアノでオリジナル曲を披露していたり・・・!
盛り沢山だった。

最後には日本人の卒業ソングといえばの「旅立ちの日に」を日本人ボランティア全員で合唱した。

鍵盤ハーモニカやリコーダーなど、日本からの寄付で届いた楽器を使って、
演奏している生徒の姿を見た時、とても感動して涙が出そうになった。

日本で使われていたものが、今、このルワンダで使われている。

感慨深い。

教室のあちらこちらには、隊員の方がこれまで作ってきた貼り紙や
「物を大切に使う」「もとにあった場所に戻す」などの注意書きが貼られていた。

これらを大切に、丁寧に伝え続けてきた隊員さんのこれまでの活動の努力にも泣きそうになった。

コンサート後は、隊員の皆さんと食事に。

久しぶりに話す人、初めてたくさんのことを話す人もいて、
とても良い時間だった。

活動は違えど、同じこのルワンダという国で
それぞれが思いを持ちながら、懸命に活動している。

私も頑張ろう!

6月16日|One bad apple spoils the barrel.

直訳すると
「1個の腐ったりんごで、樽の中の全てのりんごが腐ってしまう」
という意味のことわざ。

ひとりの良くない(ネガティブな)雰囲気は、周りに派生して影響するということを表す言葉。

今日の練習中、女子選手のひとりがジョギングはおろか、
ストレッチ、ドリル、すべてにおいて力を抜いていて、
全く気が入っていなかった。

それどころか、練習に対するモチベーションの低さが、表情に現われていた。


注意する気にもなれなかった。

事情を聞いても「Nothing」と沢尻エリカ並の塩対応・・・。


陸上競技は個人競技であれど、
練習は1人では行わない。

周りの競争相手がいて、良くも悪くも意識しながら練習に取り組む。

誰かひとりでもマイナスな発言や態度があると、一気に伝染する。


競技場に来たのであれば、気持ちを切り替えて練習に取り組む。

そうは言われても、なかなか気持ちを切り替えられない日だってある。

生徒の感情にも寄り添いながら
でも、伝えるべきことはしっかり濁さずに伝える。

コーチとして、ひとりの人間として向き合える人でありたい。


さいごに

久しぶりに体調を崩してしまいましたが、
断水も復活し、徐々に健康的な生活を取り戻しつつあります。

来週も引き続き、テスト期間です。

協力隊後の進路についても本格的に動き始めていきます!


それでは!

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