逆境の中でこそ、自分が懸ける想いが試される。
降り続いた雨も落ち着き、暑さが戻ってきました。
7月17日に、地元・北海道で行われた北海道選手権に出場しました。
この大会は、高校時代から出場してきた思い出の大会です。
アフリカに行く前の思い出づくり、そして、
お世話になった先生や恩師に会いたくて出場しました。
今年は帯広で開催されたのですが、まさかの大雨!
私は生粋の雨女で、ここぞとばかりに、自分の力を発揮してしまいました。
仕事があったため、本種目である400mHには出場できませんでしたが、
代わりに、300mHという種目に出場しました。
この種目に出場するのは、初めてということもあり、
緊張半分、ワクワク半分という気持ちで練習に取り組んでいました。
大雨に加え、補助競技場が使えず、なんとアイスアリーナでアップするという、なんとも北海道らしい大会でした(笑)
気温20度を下回る、大雨の北海道・・・。
試合直前、まさかの走るレーンを間違え、高校生に指摘されたり、
なんとも私らしさを全開してしまいましたが・・・・・
結果は、優勝!
大会記録には、0.05及ばずでしたが、
久しぶりの優勝は非常に嬉しかったです!
ここで、タイトル回収に移りますが、
雨や大風、悪天候の中での大会に私は強いと自負しています。
関西インカレや全国大会など、
「ここでタイムを残したい!」と私が願った試合は、尽く雨でした。
ですが、雨の中の試合で、日本選手権に出場するために、必要な記録を突破したり、大風の中の試合で、自己ベストを出してきました。
逆境の中でこそ、自分が懸ける想いは試される。
逆境をマイナスに捉えた瞬間、勝敗は決まってしまうと私は考えています。
「うわ、最悪!雨だ・・・」
「雨の中でのベストを尽くそう!」
ではなく
「雨だからこそのミラクルを期待しよう!」
陸上競技・スポーツに関わらず、
人生においても同じことが言えると思います。
コロナ渦に巻き込まれた私たちは、
どうしてもマイナスに心の意識が向いてしまいます。
私自身が、その通りでした。
しかし、コロナ渦だからこそ生まれたサービスや変化がたくさんありました。その背景には、逆境を逆境と捉えず、自分が懸けた想いに奔走したたくさんの人々がいたのだと思います。
自分の懸ける想いに、不安を覚え、立ち止まり、別の道を模索した私。
後悔はないですが、今後の人生は、逆境をもチャンスに変えてしまう強い自分自身の想いを持って、生きていきたいなと思います。
スポーツは、人生をより豊かに彩る最高の教材です。
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