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ラグビーチームの栄養サポートをしてみて

こんにちは☺アスリート専門管理栄養士の小笠原真智です🍎

今回は社会人ラグビーチームの栄養サポートについて記事を書いていきたいと思います☺

私自身陸上競技出身ということも関係してか、栄養サポートしてきたスポーツも個人競技ばかりでした。

でも、いつかチーム競技のサポートをしたいと思っており、ご縁あって2020年4月からトップチャレンジリーグ所属の社会人ラグビー部にお世話になっています。

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ラグビーチームのサポートは初めてづくしで右も左もわからない状況でした。

世間もコロナで騒がしくなり、練習の中止、オンラインに切り替え、夏の練習試合中止、公式戦の延期…などと目まぐるしくシーズンが過ぎ、気が付けば終わっていました。

今までとは違うスポーツをサポートをした1年目というのはいろいろ感じることもあったので、この気持ちを文章に残しておくことでこの先の自分の振り返りや、初めてラグビーをサポートすることに決まった人とも共感できるのかなと思い、書いていきます🖊️🏉

わたしが感じた壁

初めてのラグビーの栄養サポートをはじめて、まずどうしようか困ったのが、100㎏級の選手の増量でした。

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今まで陸上競技の選手のサポートが多かったため、50㎏~70㎏くらいの選手の1~2kgの体重の減量、体脂肪を落としていきたいという依頼の栄養サポートでした。

陸上競技の場合は、自分の身体をいかに速くゴールまでにもっていくかが重要なスポーツですので、速く走るためには余分な脂肪を減らしていくことがパフォーマンスアップには重要になってきます。

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しかしラグビーの場合は、コンタクトがあり、相手からぶつかってもぶつかられても倒れないための強靭な身体、スクラムの時に相手を押す力、スピード、持久力と多くの筋力、持久力、ある程度の体重が必要です。

そのため、100㎏級の増量は初めての経験でした。

私が所属しているチームは2018年に入れ替え戦に勝利をし、トップチャレンジリーグに昇格しました。

今まで戦っていたチームに比べ、格上のチームを相手にすることになります。そのためには身体作りが大切になってきます。

とにかく食べてもらわないといけないけど、チームの選手は8時間フルタイムで仕事をこなし、そのあと練習を行うため、料理をする時間がなかなかとることが難しい!

1日のタイムスケジュール例

5:30~起床
6:00~出発
<< 仕事 >>
19:30~練習開始
21:30~練習終了 ⇒ ご飯、ケア、帰宅・・・

朝ご飯は早くて食べる時間があまりなかったり、
昼ご飯は外食や社食がマストだったり
夜ご飯はコロナ期間ということで、感染予防のため練習後にお弁当を出すことができず、自分たちで外食や購入、自炊して食べる必要のある環境でした。

その中で私が増量に必要な選手によく言ったアドバイス
「休日におかず大量に作り置きして、平日ちょっとずつ食べると楽だよ~」
「朝作るの大変な時は外食に頼ろう!すき屋の朝定食おススメ!」
「〇〇君は、増量の必要があるから毎食〇gはご飯食べてよ!」
「10時にプロテイン1杯、15時に🍙1個、練習前に🍙1個でいこう!」
「🍙の準備が難しいときは、プロテインも活用してもいいよ」

選手は食事も体作りの一環という自覚を持ち一生懸命取り組んでくれていました。

2020-2021シーズンの結果

🏆トップチャレンジリーグのベスト4入り🏆

これはシーズン最初に掲げていたチーム目標であり、その都度、監督やキャプテンが口にしていた言葉です。

私自身の役割でもある100㎏級の増量も無事にクリアすることができ、チームのレベルアップに少なからず貢献できたのではないかと思います。

そして、チームとしての念願の目標を達成することができました!👏

選手の皆さんの頑張りには本当に脱帽します!

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1年目の栄養サポートを終えて

最大で約8㎏増量した選手や、今までで一番調子がいいと言ってくれた選手食事で体は変わるんですねと言ってくれた選手とポジティブな表現やパフォーマンスが変わったことを教えてくれた選手がいて、管理栄養士としての役目はできたのではないかと思います。

1年目を終えて、まだまだ改善点はたくさん見えてきました。

自分のサポートにいっぱいいっぱいになっていたのか、ケガをして体重が激減している選手に気づくのが遅くなったりと、視野を広く持ち、他のスタッフと密にコミュニケーションをとる必要性を感じました。

今後も毎日食べる食事によってパフォーマンスが上がり、試合で活躍する選手を一人でも増やしたいです。
そして、私自身もたくさん感動をもらって、うれし涙を流したい!


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パフォーマンスアップの為に栄養サポートを必要としている方はこちらからお問合せください🍎

いつも素敵な写真を撮ってくれるチームカメラマンの佑さん



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