見出し画像

ゴルフのレッスンに資格は必要か?

「読むだけで、ゴルフのマーケティングが学べるブログ」を目指して書き進めるコンテンツです。全5回の連載です。
選ばれるティーチングプロになるための、最低限必要な項目を詰め込みました。
本気でゴルフレッスンを仕事にしたい方には、稼ぎの実例を載せてありますでのぜひ参考にしてみてください。

私がPGAのプロライセンスを目指してゴルフ場の研修生になったのは、20年くらい前です。
当時から、ゴルフレッスンに対するライセンス問題はありました。
いわゆる「ゴルフレッスンをするためにPGAのライセンスは必要か?」という課題です。

私たち、公益社団法人日本プロゴルフ協会(以下PGA)の「ティーチングプロ」はあくまでも「インストラクター」を名乗らないのですが、これには理由があります。
逆に、PGAのライセンスを持っていない人はティーチングプロは名乗ることができない(はず)です。なぜなら「ティーチングプロ・PGAティーチングプロ」はPGAの登録商標だからです。

このブログでは、PGAのティーチングプロ養成プロセスの要点と教育学学士を取るために必要な基礎知識を組み合わせて、どのような考え方で養成プログラムが組まれているのかをネタバラシしてゆきたいと思います。
※いくつかの既存団体を敵に回す行為ですので、削除される場合があります。その際は、連載もストップとなりますので、ご了承ください。

ご存じの方も多いと思いますが、ゴルフの指導に資格は必要ありません。
最近は、SNSの普及や働き方の変化に応じて「誰でもゴルフの指導でお金を稼ぐ」ことが可能になってきました。
わざわざ、資格を求めて協会に入ったり、高い受講料を払ってどこぞの団体の指導者資格を得るという選択肢の重要性は低くなってきたと感じます。

資格の代わりに、稼いでいるプロ・インストラクターは間違いなく集客、マーケティングが上手いので、これから「ゴルフのレッスンでお金を稼ぐ」と考えている方は、マーケティングのノウハウは必須になってくるでしょう。

その際に、重要になるのがビジネスが上手くいっているティーチングプロと指導力があるティーチングプロ・インストラクターは必ずしもイコール関係ではありません。

指導力に自信のない、プロの皆さん、チャンスです!
マーケティングを武器にガンガン稼いでしまいましょう!と考える人もいます。

これからどの指導者につこうか選ぶ側にとって指導者を選ぶ際の目利きに「人気」とか「稼いでいる」(成功している)という要素は分けて見定めなければならないということです。

裏を返せば、指導力はどこを見定めればよいのか、がわかればよりよいプロに巡り合う確率は高くなると思います。さらに、「マーケティングが下手だけど指導力がある」というのは、とてもお買い得なわけです。なんだか、「将来の爆上がり株の見分け方」みたいですね。

これからどのプロに師事しようか考えている人は、自分の目的を見直してティーチングプロを選ぶ必要がありますね。

では、目的別にどのようなプロを選べばよいのでしょうか。
少し掘り下げてみましょう。

今回は、
・プロを目指す(お金を稼げるようになりたい)
・アマチュアの大会で好成績を目指す(強くなりたい)
・シングル入りを目指す(上手くなりたい)
・ゴルフを生涯スポーツの趣味として習う(楽しく続けたい)
・ゴルフを始める(始めてみたい)
という5つのタイプ(欲求)で分けてティーチングプロの選定基準を考えてみたいと思います。

ティーチングプロ、インストラクターの方には、ご自身のペルソナを設定する参考になると思いますので、ぜひお読みいただいた後は、感想などを聞かせていただけるとありがたいです。

インストラクター向けのコンサルティングなどに話を聞くと「ペルソナ」※の設定がとても重要となる。っていう話をよく聞きます。マーケティングの基本だそうです。私も勉強してとても重要だと思いました。

※ペルソナとはとは、「自分が求める架空の顧客像」の事です。詳細はネットで調べてください。

第一回目のテーマは「ゴルフを始める(始めてみたい)人」向けのティーチングプロの選び方です。
最後に、教育心理学の学習プロセスを用いた「スライス改善、飛距離アップを叶える運動処方ドリル」を限定公開いたします。
もし、あなたがゴルフをやったことがない人にレッスンをしたい。と考えているのであれば、参考になるかもしれません。

ゴルフを始める人に○○○○は必要ありません。

ここから先は

1,209字

¥ 100

期間限定 PayPay支払いすると抽選でお得に!

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?