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パントマイムがパフォーマンスを上げる?

ゴルフ指導に欠かせない、「動きを覚える」感覚づくりという裏テーマで書いたブログの続きです。パントマイムが大人ゴルファーにも効いてくる。って、にわかに信じられない人もいると思います。
大人は経験を活かして「理屈」で動きを覚える傾向があります。

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例えば、画像のようにバックスイングで頭が下に動いてしまう人がいます。
私たち、ティーチングプロ、イントラクターであれば原因は3つ以上、修正方法は3³=9種類以上、パッと浮かんできます。

バックスイング中に頭を動かすのは、インパクトの再現性が下がるからよくないとされています。初めてクラブを握った人は、人から「頭を動かさないように」って教わるものです。
①自分の頭が動いていること
②どの程度動いているか

を教えてもらわずに、「頭を動かさない」って強く念じながら練習するわけです。
自分の感覚的に「動いていない」という意識のまま「頭が下がる動作」をひたすら練習してしまいます。

ここで、自分の認識する空間実際の空間との間にズレが生じます。そのズレを治すことなく練習を続けるのです。ズレた動きを更に強化させてしまいます。まじめで一生懸命練習する人ほど、「ヘタ固め」状態に陥ってしまいます。

修正するために重要なことは、PDCAサイクルを回しまくって、修正の試行錯誤をすることです。有効なツールは動画チェックです。1スイング毎にチェックを入れることで自分の動きを「確認」→「修正」のプロセスをフル稼働することができます。

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ダンサーの練習場には必ず鏡があります。スタジオで練習することができないストリートダンサーでさえ、ガラス張りの店舗の軒先や鏡のある場所を探して練習に励んでいます。つまり、動きをコントロールする時に自分の動きを視覚的に確認できる方法が必要になるのです。

自分が思っている動きと、実際の動きとが異なる場合は、修正を試みる必要があります。

時には真逆のイメージで動くことが必要な場合もあります。
動かすつもりが、実際には動かないモーションだったり、極端に抑えた動きで十分動いていたりします。
このような事は、自分を客観的に見なければ確認しにくいものなのです。
特に、運動神経が良いと自負している人も要注意で、自分のイメージと実際の動きがずれているものです。ズレの自覚が少ない分、修正をするのは厄介だったりします。

運動感覚を磨くことがゴルフの上達につながるのです。あなたのレッスンでは運動感覚を磨いていますか?

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