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ライブアルバム『LIVE 2023』リリース

書きたいネタはあるものの時間が確保できず、前の投稿から随分間を空けてしまいました…
今回は昨年2023年10月25日にリリースしたライブアルバム『LIVE 2023』のリリース背景や内容について書こうと思う。

ライブアルバムと言いつつ、37分の1トラックでBandcampのみでの配信というぶっきら棒なやり方。ちょっと扱いづらいかなと思ったけれど、流れと繋ぎ方をかなり考え込んでいるし、変にスキップして聴いてほしくなかったのでこの形になった。
ちなみにBandcamp限定なのは、曲を分割したくないという点とNetflixからサンプリングした箇所があるからという理由。
まぁこんな形でも聴いてくれて購入してくれた人達には本当に感謝です。思ったよりも反響があって本当に嬉しかった。久々にレーベルを通さないセルフリリースを行ったけど、一人一人の購入が手に取るように分かって感動しました。

リリースの背景

まぁ思い立ってすぐリリースしたんですけどね

ライブアルバムというものは初めてリリースしたんだけど、今回やってみようと思ったのは「ライブの型が決まりお客さんの反応も良く自信が持てた」「主催の企画BC4Lの集客に繋げたい」という理由から。

コロナ禍でライブをやらない時期が続いた後、2022年末ぐらいから機材の構成とライブアレンジを固めて、その中で未発表曲やライブでしかやらないパート(曲と曲との繋ぎみたいなやつ)を作って、ライブならではの価値を作り上げてきた。
楽曲の方向性がフロア向きになってきたことやスキルが上がってきたこともあり、踊って楽しんでくれるお客さんが増えたことは凄く自信に繋がった。

長いこと曲づくりやライブをやってるんだけど、なかなか捻くれた趣向なものでうまく受け入れられないことも多かったわけですよ。それでも卑屈にならずにとにかく自分の信じるものを続けていったら最近凄くいい反応をもらえるようになった。やっぱりお客さんが踊ってくれて笑顔になったり驚いたり感情をぶつけてくれることって嬉しいですよね。

そんなこんなで自分のライブの音源をライブに来れなかった人達にも伝えたいと思ったのがきっかけの一つです。もちろんライブに足を運んでくれることが一番嬉しいけれど、時間や場所の制約もありますしね。

あとはこのリリースの2ヶ月後の12/10に主催の企画「BC4L」があったので、ライブアルバムを聴いて足を運んでくれる人がいたらいいなという狙いからです。マーケティング的に効果的な手段かというと疑わしい点はあるけど、話題の一つとして投下するにはちょうど良いかなと思った。

BC4Lのことは別途まとめようと思うけど、これをきっかけに足を運んでくれた人がいたら嬉しいし、そうでなくてもこのように疑似体験してくれたりしたのでリリースして良かったなと思う。(カサイさんありがとうございます!)

収録内容

カラフルで攻撃的で疾走感ある内容なんです

ライブの現場で収録したものではなく、ライブセットをそのままスタジオで録音した内容なんだけど、一発録りだし現場の空気感は表現出来ていると思う。
使っている機材は以前紹介したこのセット。Pulsar-23はセッティングの保存が出来ないので、使うたびに微妙に音が変わる。これもライブの醍醐味。

収録曲は以下の通り。

  1. Optical Resonator

  2. Balsam

  3. Bramble(未発表曲)

  4. Extra(未発表曲)

  5. Figure Code

2023年5月にリリースしたDemon Stingerから3曲とそのあと制作した未発表の2曲、これらを繋ぐライブ用の曲といった感じ。なのでoctatrackのBankとしては10個使っている。

金属的なノイズとフロア向きのトランス・gabber・jungle、そこに僕のルーツであるNew Waveや80s、ウィッチハウスなどのダークな要素を散りばめた攻撃的な内容。不穏な音で扉を開き、ぐいぐいと速度をあげて、最後は天に召されるような構成になっていると思う。

この記事を読んで興味を持った人がいたら是非聴いてもらいたいし、少し聴いたことがある人も繰り返し聴いてほしい。ちなみに僕はBandcampで得た収益は全て他のアーティストのBandcampの作品を購入することに使っている。いい循環が出来れば良いなと思って。

そんなこんなで自信を持ってお届けできる初のライブアルバムの紹介でした。
ちなみに最新のライブセットはここに収録されている曲は1曲もやってなくてさらにトランスとノイズ要素を強めた感じになっている。まぁ、それもライブならではの楽しみということで。今年の同じ時期ぐらいにまたライブアルバム出せたらいいな。

以上!
是非聴いてみてください。

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