見出し画像

使用機材一覧 - 制作環境 

ここ最近文章を書く機会が減っている&せっかくHHKBを買ったのでnoteでも書いてみようと思い、手始めに僕の制作環境に関してまとめてみます。

見た目はこんな感じ。機材とアートと植物に囲まれている

機材に対する考え方

前提として、僕は機材を頻繁に切り替えたり、とりあえず買って高く売れれば良いという考えの人間ではありません。この辺りは別途書いた方が良いかなと思うけど、1度買ったら一生使いたいし、仕舞い込まずに全てすぐに触れる環境にしておきたい。
幸い、昨年引越しをして自室を手に入れたので結構なボリュームの機材達を即座に使える環境を構築できているという状態。

2023年現在の制作環境

2023年1月現在の機材達

概要

3年前にoctatrackを買ってからこれが制作の中心になっている。
上段の6つのシンセはoctatrackからmidiで操作、メインのoutとcue outがあるので、cue outから出たものに下段のエフェクター群をかけている。octatrack側で擬似的に各トラックのエフェクトのmixを調整しているような感じ。
ノイズマシン、ギター、ブッダマシン、PCからは適宜octatrackでサンプリングできるようになっている。
左端のoberheim matrix-1000とα juno-2はBluetoothでPCから接続。mixier通してoctatrackから繋げても良かったんだけど、補助的に使っているのでこの立ち位置。
真ん中のKEYSTEP37からはPCもoctatrackもノイズマシンも全て操作できるので、弾きながら考えたりコード取り入れたい時はこれを使っている。

マスター

Elektron octatrack MK2
言わずと知れたマシンライブの重要機材。サンプラー、mixier、シーケンサー、エフェクターなど何でも出来てしまう難解(と言われている)な機材。
シーケンサーとmixerとして使っていたけど、最近サンプラーとしても大活躍。とにかく僕の制作の中心。痒いところに手が届くし、自分の発想の少し上を行ってくれる頼れる相棒。
これを買ってから制作環境も作曲のスタイルも激変した。

AUTURIA KEYSTEP 37
octatrackでコード打ち込むのが面倒だし、PCも同じ鍵盤で操作したいと思い購入。コードのパターンも入ってるし、サクッとoutputを切り替えられるので全ての機材のコントロールに使っている。とても便利。

シンセ

SOMA laboratory PULSAR-23
ちょうど1年前、2022年の1月に購入したんだけど、それからずっとメインのドラムマシン&ベースシンセとして使っているロシアの天才が作った名器。
如何にもアナログといった生の電気のような荒々しさ、パッチングによる音作りの自由度が本当に魅力的で、楽曲に力強さと有機性をもたらしてくれる。音の保存は出来ないので、ライブでは不恰好だけど写真見ながらパッチングしてる。

Dave Smith Instruments TETRA
octatrack購入当初、相棒としてアナログシンセが欲しくてアナログならではの太い音でコンパクトな機材を探していて出会った。Prophet '08の音源モジュール。存在感のある音だし、JAPANや80sの名曲みたいな音が作れるので重宝している。最近は少し出番少なめだけど、所謂アナログシンセの音作りたい場合はこれで事足りる。

Roland JP-8000
最近人気も再燃して価格も高騰しているsupersawの生みの親。
ここ1年くらいTranceやRave、Gabberにハマっていて、そこで鳴っている音をどうしても取り入れたくて導入。ソフトシンセも検討したけど、やっぱりハードの操作性と音とデザインは格別。メインのメロディからちょっとした効果音まで最近頻繁に使っている。
ちなみに、近いものでaccess VIRUSがあるけど、こっちはTETRAを買うときにTI snowとどちらにするか死ぬほど悩んで決めたので、今回は対象に入れなかった。DJ PythonがoctatrackとTI snowでライブやってる映像は何度も見たなー。

behringer td-3 gizm0x MOD
正直昔は303の音って全く興味がなかったんだけど、部分的に取り入れたい音があったし、価格も手頃だったので導入。gizm0xさんにMODしてもあってめちゃくちゃいいと音になった。
たまにベタな感じで使ったり、octatrackでアルペジエーターで適当に作ってから成形したりすると程よく楽曲にハマってくれる。

Roland Boutique D-05
80sにハマっている時にニューエイジもよく聴いていたし、デジタル感満載の音を出せるものがなかったので導入。最近はインターネット感というか昔のゲームぽさというか逆に異物感を出すのに使っている。キラキラした嘘みたいな音がなるのでとても良い。あえてプリセットそのまま使うことに意味がある機材。

Oberheim Matrix-1000
アナログシンセを買い始めた頃、それほど詳しくもないので「アナログシンセといえばprophetかoberheimだろ」ってことでTETRAの次に手を出したのがこれ。Oberheimって本当に凄い。とても豊潤で心に刺さる音。
1000個のプリセットから音探すの大変だけど、たまに使うと本当に感動する。最近APPで音いじったりしてたけど、結構フリーズするのでやめた。
2回ほどライブに持って行ったけど、ラックは持ち運ぶもんじゃない。

Roland α JUNO-2
Raveで良く使われるHoover音が出せる陽の当たらない名器。結構安かった。
Hoover目当てに中古で買ったら、その音が削除されてるという悲劇を乗り越え活躍中。今の所Hooverしか使っていないけど、他もいい音する。
鍵盤付きだから気が向いたときにサクッと弾いたりして楽しんでる。

エフェクター

ZOOM MS70-CDR
なんかマシンライブしている人達がこぞって絶賛していたし安かったから買ったものの、今はほとんど使っていない。空間系たくさん入っているので便利といえば便利。

Red Panda Tensor
タイムストレッチ、リバースエフェクトなど過激な音の変化を楽しめる。
ライブの際にoctatrackのプロジェクトを切り替えたい時にこれでホールドした音を流しておけば場つなぎになるという利用法もあるので導入した。
積極的にメインのメロディに掛けたりもしているので重宝している。

Gamechanger Audio PLASMA Pedal
発表当初からひと目惚れした放電してディストーションかける意味わからないやつ。これ結構優秀で、ドラムにかけてもシンセにかけても声や効果音にかけてもいい感じに有機的な歪みを与えてくれる。見た目もめちゃくちゃかっこいいし大好き。

Erica Synths Fusion Box
国内で使ってる人を見かけない真空管オーバードライブとディレイやコーラスを掛け合わせたエフェクター。敬愛するLORNが使っているCulture Vultureのチューブディストーションをコンパクトなエフェクターで再現できるものをずっと探して出会った(よく考えると全然違う)
これまたよく暴れるやつで、ノイズやフィードバックが発生するんだけど、それがまた良くてほぼ全ての曲で使っている。


今回はここまで!
大したこと書いてないけど、誰かの参考になればいいな。
次はノイズマシンとソフトシンセについて書く予定。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?