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人情考察日記「北野日奈子」

ナマモノにあたってとっても体調不良だったのですが
やや回復してきました。

そんなこんなしていたらゴールデンウィークに入っていて

乃木坂46の北野日奈子さんの卒業の日になっていました。

つらつらと、思いのままに書きました。


「愛を与えられる人に」

彼女の家族の想いだったそうです。
彼女はこの言葉通り、メンバー、周りのスタッフ、そしてもちろん我々ファンに沢山の愛をくださいました。

底なしに感じる彼女の優しさ。
良いことをしてくれる都合の良い人なんかじゃ無くて
気持ちに寄り添おうとしてくれる。

そんな彼女だから、
周りもまた彼女の気持ちに寄り添おうとする。

それを繰り返すことが愛なんだと、
愛とは与え合うものなんだと、
教えてもらいました。


これまでの乃木坂も今の乃木坂も変わっていくこれからの乃木坂も

全部同じ乃木坂なんだ、
と彼女は言いました。


私にとって乃木坂46は
「人」を見せてくれる存在です。

「各々がなりたい自分になれるように
もがきながら少しずつ努力する。」

ある種、人として当たり前のような事を
実直にしていく様を見せてくれるのが
乃木坂です。

そんな、当たり前のようなことを
私達は当たり前のようにできません。

きっとそれは彼女たちも同じです。

そもそも「なりたい自分」というのも
人によって違う。
アプローチも違う。
結果も違う。
だから悩み、傷付き、失敗し、挫折する。

真面目に向き合いすぎると
心が折れてしまう。
そんな「当たり前」の事を私たちはよく分からなくなります。

北野日奈子さんもその一人でした。
感性が強いために人一倍もがき苦しんで来た人だとも思います。

そんな彼女が
「これまでの乃木坂も今の乃木坂も変わっていくこれからの乃木坂も全部同じ乃木坂」
と言いました。

それは、私は、「一人の人の成長」と同じだからだと思うのです。

その時々の想いを持って、
少しずつ変わっていくのが人です。

昔の自分が今の自分を、
今の自分が未来の自分を、
未来の自分が今の自分を、
今の自分が昔の自分を、
好む好まざるに限らず、
人は成長し、変わっていきます。

けれど、
全部まとめて「自分」なんだ。
そんな全てを愛そう。

そんな想いを秘めた
最大級の愛がこもった言葉だと思いました。



努力感謝笑顔を大事にして
周りの人を大事にして
自分を大事にして
家族を大事にして

彼女は最後に、
これからグループを離れて生きていく自分にそう言い聞かせました。

彼女は「自分はなりたい自分になれた」と言っていました。
それでも彼女は最後にこう自分に言い聞かせました。

当たり前に出来ることなんかじゃ無いからです。
愛を与えることはとても難しいことです。
それを彼女はやってみせて、
それが難しいことだと教えてくれました。

それでもやりたいと思えるほど
美しいことなんだとも教えてくれました。


終わりに

乃木坂は「人」を魅せてくれます。

そんな職業、中々無いです。

私は
生きることは
自分という「人」を磨く事だと思います。

彼女は、彼女たちは、
忙しない日常では忘れてしまいそうな
「当たり前」に大事な事をいつも教えてくれます。

もちろん、彼女たちもまだまだ道の途中でしょう。

けれどもとても美しい。

その美しさを胸に
これからも生きていきたいと思います。


北野日奈子さん、ご卒業おめでとうございます。
そして
沢山の愛をありがとう。
これからのご多幸をお祈りしております。

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