【実質0円大学生活のすすめ】第40回:大学図書館を使いこなす(4):データベースの利用
今回は以下の項目の中から「データベースの利用」を紹介していきます。
大学図書館では各種専門的なデータベースを提供するベンダーと契約をしていて、学生は所定の手順でアクセスして利用することができます。個人で契約すれば、年間数万円から数十万円の利用料がかかるものが無料で使い放題です。これを使わない手はありません。
たとえば、50種類以上の辞書・事典から検索できる「ジャパンナレッジ」の個人契約と比較すると年間2万2000円が節約できます。第26回で解説した実質年額1万円台で科目等履修生に登録する方法であれば、実質的な収益(!)が発生してしまいます。
大学図書館でのデータベースの利用方法
調べたい内容がピンポイントで決まっている場合には、効率よく情報収集できるのがデータベースの強みです。ただし、専門的な内容を持つデータベースであればあるほど、操作手順や検索方法に慣れが必要です。まあ、そもそもプロフェッショナル・ユースなので、そっけないUIが多いのです。
主なデータベースの利用法のガイダンスも年初に行われます。図書館の職員ではなく、提供元ベンダーの営業担当者が来館して、操作説明・運用デモ、最後に質疑応答に応じてもらえるケースがほとんどです。自分でFAQを調べるより、知っている人に聞くほうが早いので、最初にガイダンスを受けておいたほうが時間の節約になります。
よく使われるデータベース
多くの大学図書館で利用できるデータベースで、ちょっとした論文やレポートを書くときには、次のようなものが便利です。
なお、ほとんどのデータベースは、図書館にある検索用PCだけではなく、学内LANに接続された個人PCや、VPN接続された学外PCやスマートフォンからも利用できます。
今日のまとめ
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