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【実質0円大学生活のすすめ】第16回:科目等履修生として利用できるお得なサービス(1):健康診断と保健室

簡略な項目の健康診断を受けることができる

合格が決まり入学してほどなくすると、健康診断を受けることができます。 本来の目的は、次のような理由で「健康診断証明書」の発行が必要な一般学生向けではありますが、科目等履修生も受診可能です。

a. 就職活動の際に企業側から健康診断証明書の発行が要求されたとき
b. 教育実習を申込む際に受け入れ先から健康診断証明書の発行が要求されたとき

主な診断内容としては、学校で受けるものなので次のような簡略な項目になります。

1. 身長・体重測定
2. 視力測定
3. 肺のレントゲン検査
4. 尿検査
5. 医師による問診

なお、特別に異状が見つからなければ、報告書などは発行されないことがほとんどです。ある程度の年齢になれば、地方公共団体から無料で健康診断を受けられる通知が来ます。そちらを受診していれば、不要といえば不要ではありますね(笑)。

日常的な体調不良は保健管理センターを活用する

学校にいるときに体調が悪くなったときには「保健管理センター」などの名称を持つ健康管理部門を活用しましょう。簡単にいえば、大学・大学院にある「保健室」です。

内科系の医師が常駐していることが多く、診察を受けることができます。頭痛薬程度であれば処方(もちろん薬代は不要!)してもらえるでしょう。また、ベッドもあるので気分が悪い時には横になることも可能です。

学校が紹介する病院は避けたほうが良い?

保健管理センターで対処できないときには、病院を紹介してもらえる場合があります。 しかしながら、自分が通常通っている病院に行くことをおすすめします。

というのは、学校の指定医になれば、労せずして多くの若者に来院してもらえます。これは一種の既得権益です。既得権益あるところには、不透明な関係が生まれやすいものです。

医療技術が不十分であったり、医師としての魅力に欠けるため、一般的な患者が寄り付かない病院であっても、学校から紹介されれば素直な若者たちは疑問を抱かず来院してくれます。

これ以上はやめておきます(笑)が、病院は友人に聞いたり、ネットで評判を調べたりして、最終的には自分の判断で選ぶことをオススメします。特に、歯医者はクオリティーにばらつきがあるようなので、特に注意が必要です。

第16回まとめ

1. 入学すると健康診断を受けることができるが、簡略なものなので結果を期待してはいけない。
2. 日常的な体調不良は大学版「保健室」が利用できる。 頭痛薬程度なら無料で処方してもらえる可能性がある。
3. 学校で紹介を受けた病院はなるべく避けた方がよい。特に歯科。


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