見出し画像

怪我から復帰後、試合に出るまでの考え方


みなさん、こんにちは。

アスレティックトレーナーのやすひこです。

こちらのnoteでは、
スポーツをやっている学生さんが、
怪我後のリハビリの必要性を理解し、
正しい知識を習得し、
自分でリハビリが実施できるようになる事を
目的としております。

できるだけ分かりやすく、
噛み砕いた表現で
書いていきます!

それでは、始めましょう!
よろしくお願いします。



怪我をしてから、
ようやくリハビリ期間も終わり、
今日からチームに合流できる。

それはもう、
嬉しいし、
ワクワクして仕方がないことでしょう。


しかし、


練習に復帰したからといって、
すぐに試合ができるような状態ではありません。


まずは、
そこを覚えておいてください。


画像1



そして、

復帰をするにあたって、
その立場によって、
成功の定義が変わってきます。


チームにトレーナーがいて、
全て状況を把握し、
管理されている状態で復帰をしていれば、
特に問題にはならないかもしれません。


しかし、
トレーナーがチームにいない状態で、
選手自身で判断して、
復帰している場合。


多くは、
「これくらいならプレーできそうです。」
なんです。

そこから、
「やります!」
となります。



画像2


ただ、

自分が上の表でいうところの
どの段階で復帰をしているのかを
ちゃんと理解しないといけません。


リハビリの段階で、
体力も含め、
しっかりと強度を上げているつもりでも、

やはり、
チームの練習の強度に比べると
足りていないことがほとんどです。


患部以外に対しても、
どうしても負担をかけることになります。


最悪、
同じ場所をまた怪我します。


もしくは、
怪我していた場所を無意識にかばい、
他の場所を痛めたりします。




このリハビリ期間で、
体力も落ちています。
筋力も落ちています。


これを理解できていない選手が多い印象です。


本当は、
それを改善させるのが
リハビリなんだけど・・・



画像3

そこで、
チームに合流するときに、
上のチェックポイントを
意識してもらうと
いいかもしれません。



リハビリとは、
怪我を治すためでもあるけど、
それ以外の自分のウィークポイントを
分析し、克服し、
体力、筋力、その他能力を向上させ、

最高のパフォーマンスで、
復帰できるのが理想です。


怪我する前より、
強くなって復帰する。


それを、
目指してほしい。



ただ、
やはり、
感覚的な部分も含め、
復帰して1〜2週間くらいは、
トレーニングを積んで、
徐々に慣らしていき、
試合(公式戦)に臨むのがいいのではないでしょうか?

怪我の部位、休んだ期間、競技、ポジションなど、
いろんな要素によりますが。




もう一度、
練習に復帰するタイミングを
考えてみてくださいね。



それではまた!

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?