![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/83331928/rectangle_large_type_2_1c437bb95e20a54d03578ea1b30361d6.png?width=800)
映画“めぐり逢い”4.聖地エンパイアステートビル
大好きなデボラ・カーの大好きな「めぐり逢い」、すれ違いメロドラマの元祖であり、不朽のラブロマンスです。約束通りに再会できずすれ違う場所が、ニューヨークのエンパイアステートビル
![](https://assets.st-note.com/img/1658897788330-kMdEcw0grS.png?width=800)
私にとってニューヨーク=めぐり逢いの舞台。たまたま泊ったホテルの部屋から、エンパイアステートビルが見えた時は大興奮でした!
惚れ惚れしますね~ 古い映画も良いなら、古い建物も良き❤
![](https://assets.st-note.com/img/1658824738727-dTPLbvtIyf.jpg?width=800)
![](https://assets.st-note.com/img/1658825280034-Ej1RqmYlB7.jpg?width=800)
さて、お上りさん丸出しでエンパイアへ。 夢中で見上げて、車にぶつからないように!(←映画の展開)と呪文のように唱えながら、ビルの入り口に着きました。
チケットには様々な種類があり、行列に並ばなくて済むVIPエクスプレス69ドル、アテンドとシャンパン付きの500ドルのチケットまであります。「お金さえあれば、あからさまに良い思いが出来るなんて、どうなの?」と聞くと、NYで働いていた夫は「そうしたい奴は、自分も稼いで金持ちになろうと思うだけだから関係ないよ」 やっぱりアグレッシブな街ですねえ。
86階と102階にある展望台からは、マンハッタンが一望に見え感動。
![](https://assets.st-note.com/img/1658826656267-gmnKT76J6B.jpg?width=800)
![](https://assets.st-note.com/img/1658826376852-Sim3gyrToG.jpg?width=800)
映画でケーリー・グラント扮するニッキーは、102階の展望台で7月1日の17時から深夜まで、何と5時間もテリーを待ったのでした。 携帯もスマホもない時代ならではですね。
![](https://assets.st-note.com/img/1658717843715-Ism0wBpvYb.png?width=800)
![](https://assets.st-note.com/img/1658716470552-6J2O3rMyIA.jpg?width=800)
あれ、半年後が7月1日ということは、約束をしたのは1月1日=元旦ではありませんか! 最後に「蛍の光」を歌った船のお別れパーティーは、大晦日だったの!? でも、南欧とはいえ真冬のデッキのプールに飛び込むシーンもあったし、細かいことはどうでも良いのでしょう(笑) こんな良い加減さも、古い映画の好きなところです。
そして夕方に、これまた定番スポットのロックフェラーセンター、トップオブザロック展望台へ。
![](https://assets.st-note.com/img/1658829410401-r7u4ouePLW.jpg?width=800)
![](https://assets.st-note.com/img/1658828914623-LDPUDh38rV.jpg?width=800)
![](https://assets.st-note.com/img/1658829579132-aVssxslSna.jpg?width=800)
エンパイアステートビルで待ち合わせというと「めぐり逢えたら」を思い出す方も多いのではないでしょうか。 この作品は「めぐり逢い」をヒントに作られ、懐かしい場面が随所に登場します。
![](https://assets.st-note.com/img/1658830545480-FckLPbqZPF.png?width=800)
![](https://assets.st-note.com/img/1658830561680-L9P9wmf0eW.png?width=800)
ラストシーンでは、メグ・ライアンがロックフェラーセンターからエンパイアステートビルを見て、運命の人が誰なのか、自分の直感を信じて駆け出します。そのシーンでも「めぐり逢い」の音楽が盛大に使われているんです♪
1993年の映画ですから、もう30年も経つのですね。
「めぐり逢えたら」が大ヒットしたおかげで、「めぐり逢い」がリバイバルヒットし、デボラ・カーのオスカー栄誉賞受賞(1994年)につながりました。スイス&スペインで穏やかなリタイア生活を送っていたデボラ・カーに、取材の電話が殺到して大わらわだったそうです。
監督・脚本は「めぐり逢い」が大好きというノーラ・エフロン
素敵な映画を作ってくれてありがとう!
ニューヨークって、本当に映画の似合う街ですね。
![](https://assets.st-note.com/img/1658825738149-7wVonfsYcB.jpg?width=800)