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自分の光を大きく、広くすること

自分のことよく知らない人の方が
忖度なく話せるかなって
昔、オンラインのコーチングってやつを受けたことがあった。

結果としては後悔。

お金の無駄でしかなかったし、モヤモヤしか残らなかった。話さなきゃよかったと思ってる。

元々悩みを解決するものではないって書いてはあったけど、解決どころか、その人に対しての不信感が新しく芽生えたし、心にモヤモヤが残った。それまでなかった感情が心に残ったのだから、むしろさらなる負を背負ってしまった感覚。

改めてコーチングってなに?ってネットで拾ってみると

コーチングは「答えはその人の中にある」という原則のもと、コーチングを受ける側が「自ら答えを創り出す」サポートを行うコミュニケーション技術

だそうな。

私がなんで後悔しかないかっていうと、オンラインだったんだけど、画面に映る"コーチングする側の人"の表情が"無"であったこと。

その人のことはinstagramでは知っていたけど、会ったことはなかった。

とにかく無表情で、話辛く、私もふわっとしたことしか話せない。なんかギクシャク。

表情って大事だよね。

何を話したのかっていうと、今の形になる前のことだけど、当時、ちょっとだけこれから先の仕事の悩みみたいな、そんな話をした記憶がある。
その話を聞いて彼女からの言葉が

わたしとあなたとではそもそもビジネスの規模が違うけど

というマウントからスタート。
これにはピリリとしてしまった。
まぁ、事実、そうだよ、はい、そうですね。

もう一回書くと

コーチングは「答えはその人の中にある」という原則のもと、コーチングを受ける側が「自ら答えを創り出す」サポートを行うコミュニケーション技術

なんだよね。
まぁ、遠からず、なのかな。
答えはあなたの中にある。
あなたのレベルであなたが決める。
ということか。
間違ってはいないのか。

え?そうなのか?

まぁいいです。もう過ぎたこと。

私はこの時いろんな事悩んでいたし
一歩踏み出す恐怖というか
要は度胸がなかったんです。
ビビってた。

それがこの悔しい体験で、結果としては思い切れたんですね。
解決、ということではないし
自分の思考整理にもならなかったし、
ただ単に、馬鹿にされたからムキになった状態なのかもしれないけど、まぁ、結果としては、前に進めました。

あの人に感謝はしていないけど、自分の判断に後悔はなし。


人に自分のことを話すって、本当に勇気のいること。
知られたくない面だってある訳だし。関係性にも関わってくる。
だけど、話す相手を選べば、本当に有効的なアウトプットにもなるし、アドバイスを得ることもできる。

誰の言葉を聞き、誰に言葉で伝えるのか。

自分が聞きたい言葉を選び
自分が伝えたい相手に言葉で伝える。

そもそも最初の自分の行動も間違ってたなと思う。

知らない人にふわっと話して
あわよくば解決できたらーなんて
虫のいい話だ。

今でこそこう思えるのだけど
この一件があってから、私はしばらく"人に話す"事が怖くなった。
怖いという言葉のチョイスもバシッとハマらないのだけど、なんというか、無駄を経験すると、今度は必要以上に無駄を排除したくなるというか、極端になっちゃうというか。

それが去年、意を決してとある方とオンラインでお話しさせていただいた。それはただ単に"お話しましょう券"というもの。

話したい事、なんでもいいです。悩み事、あなたが話したい事、ほんとになんでも。話しましょう。聞きたい事があればお答えします。

内容はただそれだけ。

前回と違うのは
コーチング、なんていうタイトルはない。その方は自分の考え方とか、仲間のことをとても詳しく日々発信していて、どんな人なのか、伝わってきていた。私はその方の作る世界に憧れているし、その方のものづくりが好きで、その方の作品を日々身につけている。いわゆる"ファン"の立場だ。

その方に、仕事の悩みを話した。
事前に聞きたいことを一言だけ送っておいた。

そしたら事前に私のものづくり、インスタの言葉、ウェブサイトも目を通してくださり、私を知ろうとしてくれた。
オンラインでの話なのは前回と変わらないのに、画面越しにも、まっすぐと、本気で向き合ってくださる気持ちが見えた。

なぜこの方はこんなにも本気で生きているのだろう。そう疑問に思うほどに、まっすぐな人、という印象。

自分を信じてる人。
仲間を信じてる人。
お客様を信じてる人。

そんな印象。

それからも何度かお話をさせて頂きました。このお方はいつも本気で向き合ってくださった。自分の時間を差し出してくれた。不思議なほど、です。自分にプラスのエネルギーとしてかえってくる、いい事だと言って、向き合ってくれました。

ここ数ヶ月の私は
目の前にある"やらなくてはいけないこと"と"前に進んでいくためにやるべきこと"でいっぱいいっぱい。
すると自然の流れのように、次のステップのことを考えている。
そういえば、この状況、既に年末にこの方に予言されてたよなって。
ご自身も同じ道を辿ってきてるからわかるって。

なりたい自分はハッキリしてる。

そして今、話す事が怖くなくなった。

これは本当に、次のステップへ向かう時が来たのかもしれないと思ってる。


新しく仲間を迎えること。

とても勇気のいる事です。
誰でも良くはないし
これは遊びでもない。
いつでも和気あいあいともいかないかもしれないけど
私は自分の本気を受け止めてもらえた嬉しさを知っている。
だから今度は、誰かの本気を受け止めて、お互いの世界を広げる事ができるんじゃないのか?

販売スタッフをお願いしている"ナルちゃん"

彼女は私たちの大先輩。
百貨店に勤めていらっしゃった方で、販売が大好きな方。だけど年齢で、もう引退かなと思ったのだそう。
最初も年齢を気にされていた。

ミナペルホネンの皆川明さんが、手書きの募集で100歳大歓迎という広告を出したのは有名な話。
人間味を重視。
問いかければ、引き出しがたくさんある方。
というのが採用のポイントだと、何かで読んだ。

そして百貨店popupでご一緒したブランドさんの販売員さん、元々そのブランドのお客様だったのだそう。ファッションも楽しんで、そのブランドのバッグも大好きで、普段から、居合わせたお客様とも楽しく話してくださる方だったのだそう。
その方に今はスタッフとして加わってもらっていると。年齢は70歳を超えていらっしゃる。でもね、キラキラしてる。楽しそう。お客様とも、周りの販売員とも関係を築いていけるって、やはりその方の人柄、そして人生経験の豊富さだと感じる。

そういう印象が私の中にあったので
私はそんな事?というくらいに、全く年齢とかは気にしてなかった。
誰もいないからお願いしてるのではなく、ナルちゃんと店頭に立ちたい、と思ってる。

経験豊富なナルちゃん、一緒にいて、気持ちがいいのはもちろんのこと、学ぶことも多い。私の方が勉強させて頂いている。

本当に小さな売り場の時から手伝ってくれて、少しずつ売り場も広くなってきて、売り上げも伸びてきてる。
それをナルちゃんも喜んでくれて、嬉しい。

ナルちゃんが、この年齢になっても売り場に立つ事ができて嬉しいと言ってくれたけど、私だって嬉しいのだ。


自分のやりたいことを持ってる人と働くって、プラスのエネルギー、相乗効果があると思っている。
それぞれ、得意なことを伸ばす。
私も、仲間を頼る。

そうやってHOLO HOLO BIYORIを大きくしていきたい。

いつから、すぐに、
みたいに焦るのではなく
不安はお互いあると思うから
気持ちをすり合わせてみる時間も必要かなと思っています。

あなたはどんな人?
何が好きで、どんな想いを持っている人ですか?

そんな感じで、一緒にものづくりをする仲間を迎え入れる事ができたらなと思っています。

気になる方、ぜひpopupで、私たちに話しかけてください。

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※今日のタイトルはここから、の話

2018年のドラマ「僕らは奇跡でできている」で、高橋一生さん演じる主人公"一輝"とおじいちゃんの会話

自分の光が大きくなったら、周りも照らし、その光の中に他の人も入る、楽しい時は、それもいいなって思う。しかし、光が大きくなればなるほど、嫌なことも入ってくる。
それで逃げてしまいそうになった一輝。おじいちゃんと話す中で、辛いことも光だから、これからも僕の中の光を広げていく、と前を向くシーンが大好き。

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