人間らしい生活はキッチンから
昨日は雪でしたね。
SNSを見てると
あっちもこっちもそっちも雪景色で
空は繋がってるんだと
やっぱりこういう時に改めて思うというか。
そして一昨日の夜に気づいたのが
引っ越して一ヶ月たったようです。
まだまだ片付いてないから
もう一ヶ月かぁ。。とも思うし
あまりにも心地よい家で
まだ一ヶ月しか住んでなかったっけ?
という感覚もあったりして
どっちとも言えない感じ。
とりあえず先に手をつけたのはキッチンの片付け。
キッチンが整うことによって
食生活も整う。
引っ越し、そして個展が終わるまでの約一ヶ月
本当に食生活が乱れていて
料理する気持ちと時間の余裕すらなく
買ってくるものばかりの食事。
最後は、なんでもいい、の打算食事の連続。心も体も乱れておりました。
個展後少しずつ料理は復活してきましたが、キッチンが最終的に整ったのは大晦日。
大晦日にキッチンボードが届きました。
これにより効率よく収納ができ、キッチンも整い、そして広い!こんなに広かったのか!と喜び
年末年始の食事は本当に美味しかった。。
特にお雑煮。
2009年に結婚してから
毎年お雑煮は作ってきたけれど
今年の雑煮の出汁が1番美味しくできて自分でもびっくり。
色んな要素はあるでしょう。
鰹節屋さんの鰹節を使ったとか、そういうわかりやすい部分もあったけど
やっぱり気持ち的な事もあったよなーと思うのです。
環境や材料の違いに加えて
精神状態も大事な調味料ってことなんだな。
キッチンの整えは
単にキッチンボードの到着だけの問題ではありませんでした。
まず、引っ越してしばらく
我が家にはガス台がなかった。。
ずっとオール電化の家に住んでいて
今度は都市ガス。
ガス台を買わなきゃいけない。
もちろんお風呂とかがあるので
開栓はしてもらいましたが。
時々お鍋用のガスで食べたりしてたけど、それでも限界があります。
個展が終わって、さらにその次の週、
やっとガス台を買ってきて
取り付けた時には感動しました。
炒めちゃうし
煮込んじゃうし
いいよねーって
生活の中で当たり前になっていた"便利"の存在を、再確認した瞬間でした。
そして次は、水道の蛇口
キッチンの蛇口、左右に動かなくなってしまっていて、無理やり動かしたら折れて水が吹き出るんじゃないか?と恐怖がよぎり、無理させないようにしていました。
そして栓を閉めても、じんわり漏れてきているという状況…
東京生まれ東京育ちの夫
田舎育ちの私よりも
モノに溢れて便利な世の中を知って育ってきた彼が
一生懸命YouTubeを見て
初めての蛇口交換に挑む。
古い家に住む醍醐味。
まずは自分でやってみよう!
この家の蛇口のタイプを調べて
そして交換できる種類を調べて
やり方を動画で何度も確認。
こういう時はAmazon様々。
他ではなかなか手に入らない古い型落ちのものでも大抵揃うからありがたい。
そう、この家古いので
交換できるタイプの蛇口も限られていたんです。もうホームセンターの店頭では手に入らない。
無事にモノも揃って
さぁやるぞと手をかけ始めたときは
ドキドキしました。
うまくいくのかなー
トイレの時みたいに水浸しにならないかなーとか。(もちろん元栓は閉めてたけども、ですよ)
説明書をちゃんと読みたい夫
vs
説明書より自分を見てほしいお犬様
取ったよ!
外したよ!
って部品一個ずつ見せてくる夫。
(かわいいおっさん)
蛇口外した時には
感動しました。
しかしこの後…部品が足りない事が判明。うちの水道のタイプは、付属部品では対応できないようで、別部品を用意してくださいと説明書きが…
確かにYouTubeで見たタイプとは違ってるわ…
まだギリギリホームセンターが開いてる時間だったので
その部品を問い合わせて見たけど
やっぱり置いてない
またしてもAmazon様様
翌日には届けてくれて
再度挑みました。
今度はちゃんと付いた。。
ピカピカの蛇口に感動
でもこのタイプ、浄水器が限られたものしか取り付けられず、しかもまた別部品が必要とのことで、それも全てAmazonで解決。ホームセンターが最強に便利だと思って、これまで生活をしてきたけれど。古家に越してからは、Amazonが最強になりつつあります。
キッチンボードが届く数日前
電気屋さんに電気の取り付け部分も変えてもらい、前の家で使っていた照明をやっと取り付ける事ができました。
それでも料理するには暗いので、夫が手元用にLEDを別に付けてくれて。
どんどん快適になって
ほんとに嬉しかった。
これまでの当たり前の生活してたら
気づかなかった喜び。
引っ越してからが勝負の古家との付き合い。些細な事で、こんなにも心を豊かにさせてくれる、不便からのスタート。悪くないです。大変だけど、楽しいです。