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なぜアトリエミストラルでリコーダーのコンサートをやろうと思ったのか?

みなさんこんにちは。群馬県高崎市のコンサートサロン、アトリエミストラルのオーナー櫻井です。
さてこちらのコンサートまで1週間となりました。

いにしえのうた 第2回リコーダー チラシ

今日は、「なぜリコーダーのコンサートをアトリエミストラルでやろうと思ったのか?」について書こうと思います。
コンサートの主催をする際には、時代背景や楽器、演奏者、規模など、様々な角度から判断し、開催か否かを決めます。
「主催」するかどうかを決める際には以下のことなどを考えます。

①アトリエミストラルに合っているか?
アトリエミストラルは小規模のコンサートサロンですので、その規模に合っていないと物理的に無理なのです。そしてよく響くので、例えばピアノをガンガンに弾いてしまう人とか、ものすごい音量のロックとか、は申し訳ないけれどお断りしています。でも音が小さければよいというものでもありませんで、ちゃんと楽器と会場を見極め、響かせることのできる演奏者であることが必須です。

②実績の有無
過去にアトリエミストラルでコンサートをやったことがあるかどうか、はそれほど気にしませんが、やったことがありその時の印象などがあると、オファーしやすいという側面はあります。

③演奏者自身の魅力
これが実は一番かもしれません。演奏の技術はもちろん、その人の持っている雰囲気、音楽性、姿勢、そして人間性。偉そうなことを言うようですが、主催者やスタッフをないがしろにする人に、私はぜーったいにオファーしません(苦笑) 過去の苦ーい失敗経験から学びました、はい。

④私、櫻井がやりたい、聴きたいと思うかどうか?
これは公共のホール主催ではあり得ないことだと思います。
そしてこれこそが私設のホールの醍醐味であり「らしさ」だと思っています。私の心が動かされない演奏、音楽は主催はしません(スペースレンタルでも心動かされる演奏は多いので、主催でないものがダメと言っているわけでは決してありません、念のため。)

⑤なぜリコーダーなのか?
今回6/11の「いにしえのうた」第2回になぜリコーダーを選んだか、という点ですが、演奏者の中村さんの実績、人柄、技術、音楽性、人間性はもちろんなのですが、なんといっても「リコーダー」という楽器の本当の魅力を知っていただきたいからです。

様々なタイプのリコーダー

小中学校の音楽の授業で、日本人なら誰でも吹いたことのある楽器ですが、その歴史は古くバッハなどの有名作曲家のリコーダーの曲を数多く残している、れっきとした古楽器であり、現代の私たちが聴いても非常に魅力的な楽器です。様々な材質で作られるようですが、木製のリコーダーは柔らかい音色で人を癒す力があります。そして超絶技巧的なテクニックもあり、リコーダーは日本人にとって「知っているようで知らない」楽器なのです。

このリコーダーという楽器にもう一度「出会って」いただきたい、という思いを込めて「リコーダー邂逅」というタイトルを付けました。

是非この機会にアトリエミストラルに来ていただけると嬉しいです。

いにしえのうた 第2回 リコーダー邂逅 中村栄宏(リコーダー)
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