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ギャラリーで古楽器リュートを聴く

みなさんこんにちは。群馬県高崎市の「アトリエミストラル」オーナー櫻井です。

10月8日(土)には高崎市寺尾町のギャラリー空華さんにて、古楽器リュートのミニコンサートを開催しました。

今年の春に、ギャラリー空華のオーナー本田さんから、「是非リュートのコンサートをここで開催したい」というご相談を受け、ちょうどアトリエミストラルが「演奏家の派遣」事業を始めたタイミングでもあったので、アトリエミストラルに何度もご登場いただいている永田斉子さんをご紹介し実現しました。

チラシ

ギャラリー空華さんは、観音山を見渡せる高台にあるとても素敵な私設のギャラリーで、オーナーの本田さん主催の個展を行っている、貸館主体のところが多い今では非常に稀有な存在のギャラリーです。

シンボルのペンギンの親子

本田さんの確かな鑑賞眼と、アートのナビゲーターとしての高い能力は、作家さんと来場者の絶大なる信頼を受けており、ジャンルは違いますが、私にとっての憧れでもあり目標の存在です。

限定15席のとても親密な空間でのリュートは、数十名規模のアトリエミストラルともまた違う魅力がありました。繊細で安らぎに満ち、王侯貴族の館で聴いているような感覚にもなりました。


本番前

演奏の合間には、永田さんからリュートの歴史や楽器の形状、当時どういう人が聴いて(弾いて)いたか?などのお話しがあったので、リュートを初めて聴く方が多かったのですが、優しいリュートの音色とともに、理解も深まったと思います。

終演後も残って永田さんに質問や写真を撮る方もいて、こういう瞬間に立ち会えたことが、とてもうれしかったです。

プログラムは、リュートを聴いたことがない人でも「聴いたことがある」曲を入れながら、本格的なオリジナルリュートの曲も聴くことができ、素晴らしいバランスの校正だったと思います。(永田さんありがとうございます!)

また、当日は「柴山明子+外山文彦 展」の会期中でもあり、作品とリュートが共鳴しているような感覚にもなりました。ギャラリーで古楽器という企画は、美術好きな方に音楽を、音楽好きな方にはアートを、という普段あまり交わらない人やモノが交わることで起こる化学反応を見ることができ、とても開拓しがいのあるジャンルだと思います。

ギャラリー空華のオーナー本田さん
リュート奏者の永田斉子さん
そして来ていただいたお客様
全ての方に心から感謝したいと思います。

なお、アトリエミストラルではこのような「コンサートを企画したいけれど何をすればよいかわからない」という方のご相談やご依頼を承っております。コンサートの企画をやって10年以上のアトリエミストラルが、自信をもって推薦する演奏家の方をご紹介します。ギャラの相談や、当日の送迎、プログラムの作成、場合によっては集客のお手伝い等、なんでもします(笑)

どうぞお気軽にご相談ください。
音楽とアート溢れる世の中になればきっとみんな幸せになると思います。


永田さんと

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