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愛のとおりみち

好きなものに触れると、心がひらく。
心がひらくと、愛が流れ出す。

その時、この身体は
神さまの通り道になる。

好きなものにしっかり愛を注ぐと
その流れが太く豊かになっていって
やがて世界全体に広がっていく。

その愛の流れは
生命そのもの、神さまそのもの。

身体のなかにその流れがあることは、幸せだ。
その流れの中に生きていることが、幸せだ。

自然界なら
いつでもどこでも愛が満ちているけど
人間の自我はその流れを妨げてしまう。

そんな世界で昔から語られる物語の中
世界を救ってきたのは、
いつもだれかの恋心だった。

恋は愛の通り道。

愛を注ぎたいんだ、私たちは。
愛の通り道で在りたいんだ。

それが本来の生命の在り方だから。

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