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フランスのカフェでのコーヒーの種類

おしゃべり好きなフランス人、カフェは憩いの場です。

どんな小さな街に行ってもカフェがあり、人が集い、人々の生活とは切り離せないほど身近です。

フランスに旅行したら、必ず利用するカフェ、
覚えておくととても便利なコーヒーの種類をご紹介します。


①Un Cafe(アン・キャフェ)
 小さいデミタスカップに25mlほどのいわゆるエスプレッソです。
 お砂糖をたくさん加えて飲む人が多いですね。眠気覚ましにもバッチリです。

②Un Cafe Double(アン・キャフェ・ドゥブル)
 ①の2倍量が大きめのカップに入ったエスプレッソです。

③Un Cafe Allonge(アン・キャフェ・アロンジェ)
 アロンジェとは薄めた、という意味です。①にその2倍量のお湯を加えたもの。
 日本で飲むようなコーヒーが欲しいときはこれです。でもアロンジェは、日本で多い「ドリップコーヒー」ではなく、「エスプレッソ」から作られるので、日本人にはアロンジェでも濃く感じるかもしれません。
 覚えにくい場合はUn Cafe American(アン・キャフェ・アメリキャン)、アメリカンコーヒーと言っても通じることがあります。

④Un Cafe Noisette (アン・キャフェ・ノワゼット)
 ①にニュアンス程度(少量の)ミルクを加えたもの、料金は①と同じことが多いです。ノワゼットというのはヘーゼルナッツのことですが、ヘーゼルナッツが入っているのではなく、色合いからこう呼ばれます。

⑤Un Cafe Crème(アン・キャフェ・クレーム)
 ①に温めたミルクを加えた、日本でいうカフェオレのことです。カフェオレ、ではなくキャフェ・クレームと注文しましょう!

⑥Un Cappucino(アン・カプチーノ)
 これはカプチーノのことです。あるカフェのレシピによれば、温めたミルクの1/3の上に①を加え、泡立てた残りのミルクを上から加えます。


最初にアンと書いているのは1つ欲しいときです。
2つならDeux(ドゥー)、3つならTrois(トワ)に代えます。
注文するときは、これらの言葉の後に
S’il vous plait !(シルヴプレ! お願いします、の意)をつければ、
バッチリ注文できます!

ちなみに、美味しい紅茶を飲みたくてカフェに入っても、出てくるのはスーパーでも売っているティーバックのレベルです。紅茶が飲みたくなったら、Salon de The(サロン・ド・テ)に行きましょう。

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