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デンマーク手芸学校の1日

デンマークにあるスカルス手芸学校に入学して1ヶ月がたちました。
やっと日々の生活のペースがつかめてきたので、今回は私が学校でどんな1日を送っているのか紹介したいと思います。

ちなみに、学校は1階が教室や食堂、2階が寮になっていて私はデンマーク人のルームメイトと2人部屋で暮らしています。

部屋の両脇にベッドがあり、シンクとクローゼットがついています。

7:00 起床
冬のデンマークは日照時間が短く、朝7時半ごろが日の出の時間です。
そのため7時に起きてもまだ窓の外は真っ暗です。

7:45 朝食
1階の食堂で朝食を食べます。
焼きたてのパン、学校で取れた蜂蜜、手作りのジャム、シリアルやヨーグルトなどがバイキング形式で用意されています。

1階の食堂。ランプシェードがお洒落です。

8:30 朝礼
アセンブリールームという広いホールに集まり、みんなで歌を歌います。
ほとんどはデンマーク語の歌ですが、たまにビートルズなどを歌うことも・・・!
先生からの連絡事項を聞いた後は、30分程度の小さなワークショップをやったり、ダンスをしたりします。
また、1週間コースの生徒が来ている時には、外部のデザイナーやキュレーターを招いて1時間程度の講義を聞くこともあります。

アセンブリールーム

9:00〜 午前の授業
縫い物・編み物・織物・刺繍がメイン教科で、その他にレザーやジュエリー、陶芸、染め物、デッサンなどの選択授業があります。

刺繍の教室。ライト付きの拡大鏡がとても便利。

10:00 コーヒーブレイク
15分間の休憩時間はライブラリーと呼ばれる部屋で紅茶やコーヒーを飲みながらまったりおしゃべりします。部屋には手芸に関する本が沢山あるので、インスピレーションをもらえます。

ライブラリーは、いつも先生が素敵にお花を生けてくれています。

12:00 ランチ
キッチンスタッフが作ってくれる野菜たっぷりの美味しいランチを食べます。
スープやカレー、キッシュなどが多いです。

13:00〜午後の授業
授業は1日1教科、同じ教科を3〜4日連続して受けるので集中して作品作りに取り組めます。

縫い物をするソーイングルーム

14:00 おやつタイム
キッチンスタッフお手製のケーキやクッキーをいただきます。
私は1月が誕生日だったので、大好きなチョコレートケーキを焼いてもらいました。

デンマークの旗が可愛い!

15:00 授業終了
週に2回、放課後に掃除の時間があり担当の教室を掃除します。
それ以外の日は、夕食までフリータイムです。
私はそのまま授業の続きの作業をしたり、スーパーやリサイクルショップに買い物に行ったり、お散歩をして過ごすことが多いです。

学校から徒歩15分で豊かな自然に出会えます。

18:00 ディナー
シフト制でキッチンのお手伝いが回ってくるので、担当の週は準備やお皿洗いをします。

20:00 夜のお茶タイム
平日はフルーツが多いですが、週末にはアイスが用意されていることも・・・!
みんな各々の編み物や刺繍などを持ち寄り、作業しながらおしゃべりをして過ごします。夜の19時〜21時ごろまでは常勤の先生が1人いてくれるので、作品作りをする上でわからないことがあれば教えてもらえます。

毎日フルーツが食べれて幸せ。

夜はテレビルームに集まってみんなで映画を観たり、教室で一人じっくり作品作りを進めることもあります。(教室は23時まで自由に使えます。)

22:30 就寝

以上、スカルス手芸学校での私の1日でした。
ものづくりにどっぷりと浸れる環境なので、1日1日を大切にして過ごしたいと思います。

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