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生活を"ちょっと"変えるプロダクトたち

Atelier Stampの最初の製作活動として、まずは3つの生活を”ちょっと”変えるプロダクトのアイデア
・myCobot開発プラットフォームと,プラットフォームを使った手元の作業記録支援やtoioを組み合わせたインタラクション
・TouchDesignerを使用した開発をよりスムーズにするためのショートカットキーを集めた自作キーボード
・口部分をガーゼ,不織布など様々な素材に交換でき,センサの埋め込みも可能な,3Dプリンタで作成した折り畳み式マスクフレーム
をもとに開発と試作を行っていきました.

 ここでは,これらのアイデアをもとにした4つの新しいプロダクトについてご紹介します.詳細については別ページにそれぞれ紹介しているので、気になるプロダクトのページをぜひ覗いてみてください.

myCobot開発プラットフォーム

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 ROS (Robot Operating System) のような少し手間のかかる環境構築をせずとも,TouchDesignerをインストールしてプログラムを起動するだけでmyCobotの機能 - APIにアクセスできます.Move Itやレコーディングなど,基本的な機能が実装してあります.起動時にはPythonのOSC (Open Sound Control) サーバも起動するため,外部からAPIにアクセスして操作することも可能です.

TouchDesigner用自作キーボード

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 TouchDesignerを使った開発をよりスムーズにするためのショートカットキーを集めた自作キーボードです.階層の移動やネットワークパネルの分割,パラメータパネルの表示などよく使うものから,少しニッチなショートカットキーまで,後から自分だけのショートカットキーを作成することもできます.キーマップ(各キーの機能の割り当て)の変更もTouchDesignerから行える優れもの.現在はキーキャップの製作方法やキーアイコンの印字方法を試作しています.

3Dプリンタで作るマスクフレーム

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 ダイヤモンド型マスクのフレームを3Dプリンタを使用して製作しました.口の部分の素材(ガーゼや不織布など)を変えることが可能となっており,使用するときの気分や,その用途によって選ぶことができます.また,フレーム部分には小さいセンサを埋め込めるスペースがあり,マスク内の状態をユーザに通知することも可能です.

 これら4つが私たちAtelier Stampがおくる,生活を”ちょっと”変えるプロダクトたちです.その他にも自作映写機と紙フィルムの作成や,透明度を調整できるディスプレイの開発にも現在取り組んでいます.

 私たちの活動やモノづくりのこと,その他少しでも心に残ったこと・聴きたいことがあれば,ぜひ気軽にコメントや連絡をしてください!

Contact
Atelier Stamp Home page

Kazuma Takada 
個人ポートフォリオ: tkd.work
Twitter: @tkdsym2
Mail: kazuma.takada222@gmail.com

Nanami Tomoda
Twitter: @ycnantorica


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