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3Dプリンタで作るマスクフレーム

最初の記事で紹介した3Dプリンタで作るマスクフレームの詳細ページです.

 ダイヤモンド型マスクのフレーム部分を3Dプリンタを使って試作しました.鼻当てと顎の部分は肌に優しい布で作成し,口の部分は不織布やガーゼなど,異なる素材に自由に変えられる機構になっています.自分の顔の形にフィットしたフレームを出力できる,使用するときの気分や用途によって選素材をぶことができるなど,マスクが必須な今だからこそ少しでも使い心地の良いもに.マスクを使い捨てるのではなく,もっと楽しめるものにするマスク+αを開発しました.

 マスクフレームの部分には小さいセンサを埋め込む余地もあり,マスク内の湿気や二酸化炭素濃度を計測して換気するべきタイミングをユーザに通知することも可能です.

 現在は3Dプリンタを用いて,PLA(ポリ乳酸)樹脂でマスクフレームを出力しています.今後このフレームワークの素材を,さらに柔らかい素材や耐久性のある素材など試行錯誤しながら,ユーザーの使いやすさと,少しの遊び心を含んだプロダクトの製作を行っていきます.

 マスクフレームの3Dモデルは近日公開予定です.

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