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春の公演に向けて Vol.4

〜上野みささん〜

4月21日の初公演ではピアノと奏でる朗読劇を披露する上野みささんをご紹介いたします♪
カルチャーレッスンが始まった2019年に箕面の教室にお越しいただきました。その後コロナが少し治まって再開していただきました。
とにかく努力の人です


そんな上野さんですが、大阪南部のご出身で最初はアクセントで大変苦労されました。というのは大阪と一言で言っても北摂と南の方では言葉がかなり異なります。アクセントもそうです。
当初、こちらの教室はカルチャーレッスンと銘打っていたため、テキストを使わずに声を発することの楽しさと「声の若返り」に特化したレッスンを行なっていました。

しかしながら実際に読み聞かせなどをしている方には基礎から学んでいただかないと、細かいところまで指導するのは難しいと判断したので「テキストを使った従来通りのクラスに変更しませんか」と声をかけました。
というのも僅か数行読む中でアクセントの狂いをいくつも指摘しなければならないので先へは進めず他の方も「お気の毒になぁ…」といった雰囲気も漂うほどでした。
もし大きく響く良い声をお持ちでなかったら、私もそこまで厳しくは言わなかったでしょう。テキストを何度も読み、私のお手本の音声を何度も繰り返し聴くことによって、たった1〜2ヶ月で誰の目にも明らかなほど上達されたのです。

その変容ぶりに驚き、他の方も基礎から学ぶ「ボイススクール」へとクラスを変更されました。

人を大切に思い、誰にでも親切な上野さん❤︎

今回は宮沢賢治の「注文の多い料理店」を披露します。

「なぜ、賢治が最後にちょっと意地の悪い会話を入れたと思う?」
「このニャンコのキャラクターをどう見る?」
といった問いかけで上野さんにイメージを作って貰うところから始めています。

さて、どんな「注文の多い料理店」に仕上がるでしょう(o^^o)


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