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食べ物と毒物と発酵と腐敗

ポテトフライは好きですか?

と尋ねられたら
もちろん大好き!と答える子どもたちが大半のいま。


ポテトチップスをはじめとした、コンビニやスーパーに売られているお菓子類は、いわゆる超加工品に該当するものが多い。中身は、チョコレートのようで、実はほぼチョコレート成分の入っていない添加物や人工甘味料のオンパレード。それらを毎日食べ続けたことで起きることに、気づいた頃には時すでに遅し。

私たちの身体はとてもシンプルで、それでいてその食べたものの成分が発現するまでの時差がどのくらいの早さかは、個人差も身体の成長度合いにも依るので、これと断言できないところが、「原因を特定」することの難しさを語っている。

販売スペースに陳列された、一つ一つが綺麗に整った野菜たちも、一体どんな農薬を散布され今この場所に届けられたか、購入者側は知る術もない。

自分が買うモノ全てが、日々選挙で「誰か」や何かに投票していると考えればことの重要性に少しは気づけるだろうか。

食べ物は重要な鍵を握る

陳列棚に並べられた全ての食品が、身体にとって「害がない」と言えない世の中。私たちは自分自身で自らの身体や家族の健康を守っていかなければいけない時代に入っている。

自分の子どもに、どんな食べ物を提供していくか。日々の積み重ねとはいえ、多忙な親たちにとってこれは大変なプレッシャーになりうる。いや、そこまで考えてたら、もうご飯なんて作れないよね。となってしまうかも。

子どもはいつもお腹を空かせて叫ぶ

そんな親の気持ちとは裏腹に、学校から帰ってくるとすぐに「お腹すいたーなんかない?」という決まり文句と共に、嵐のようにやってくる。

買い置きしておいたポテトチップス、と言いたいところを。
ここはグッと、ひと呼吸おいて。
さつまいもを揚げてみませんか。

レシピと言えないほど、簡単なのにシンプルに美味しいんです。



大切なのは「かんたん手間要らず」なのに美味しい

毎日のことだから、手を抜けるところは抜きたい。
そして日々食べることは積み重ねだから、安全で美味しいが両立するべき。

特に油は、いろいろな説がありどれを使うか迷いどころです。
揚げ油として私が選ぶのは、個人的には「無臭ココナッツオイル」「太白ごま油」「ピュアオリーブオイル」でしょうか。量や用途によって変わりますが、高温で変質しない油が好ましいと思います。

アクリルアミドにご注意

お芋を揚げ物にすると、アクリルアミドが身体に良くない。というお話です。
こう考えると、美味しいと思う「食べ物」と、それに含まれる「毒物」とされるものと、要は食べる量や頻度といったバランスで補うしかないのかもしれません。
発酵すればチーズやキムチ、納豆になるけれど。ひとたび腐れば「腐敗」と言って食べられなくなる発酵食品も、ほんの紙一重の差かもしれません。


私たちは、シンプルに
食べたものでできているからこそ、自分の食べているものに関心を持つべきです。


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