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骨格ボディメイクの真髄

健康オタクが突き詰めて最終的に到達するのはどこだろう。

別に惰性で長生きしたいわけではないけれど

新しい家族が増えて
子どもの成長を日々見ていれば
できるだけ健やかに、そして幸せに大人になる様を
見守っていたいと思うのが親の摂理だろう。


私は運動が嫌いではないし
やることはそれなりにこなせると自負するタイプで
要領がいい方だよねと分類されるのではないか。


こんなふうに言ってる自分
けれど出産時に2度ほど死にかけた。


その後から体調を崩しがちになり
乳幼児期の子育ては子どもしかかからない手足口病や
毎度かかる風邪に幾度となくかかり体調を崩した。


失ってから気づくのが
身体的そして精神的健康だと思う。


子育てに追われながら
自分が元いた場所や持っていたはずの自信や誇りが薄れていく。

もっとできたはずなのに
もっとこなせたはずなのに
たくさんの笑顔を運んでくる娘を見守りながら
自分ももう少し輝いていたはずなのにと
寝顔を眺めながら
疲れ切ったカラダとココロが深夜に悲鳴をあげ始める。


出産からのホルモンバランスの変化は
身体にもこころにも絶え間ない大きな波となって母たちに襲い掛かる。

すり減らした神経と削った睡眠時間
今まではすんなり入っていたはずのジーンズやワンピース

あらゆる面で自分の変容に
追いつけずに取り残されるような感覚。

そして何より
私のなかで大きかったのは
体重は出産前に戻っても
体型は戻らなかったという事実。



けれど日々は待ってくれない。


それなりに折り合いをつけて
仕事と子育てと家事に両立を図りながら
ああでもないこうでもないと
やりたいことを探し
いつのまにか失った
自分のパズルの穴を埋めるピースを手探り状態で選り分ける。




そんな状態が数年続いた。


ヨガのインストラクター資格
ファスティング
整体
鍼灸

いろんなものを見つけては

自分にとって腑に落ちる何かを模索する。



そして辿り着いたのが


骨格ボディメイクだった。



ヒトは地球に生きていて
日々重力というもののもとで呼吸をし

生まれてから死ぬまで
地球を出る機会がなければ
無意識にその環境下に置かれる。


生まれてから青年期を迎えるまで
身体は日々成長して赤ん坊のまんまるい背中から
少しずつ背骨が複雑なS字カーブを描くようになる。


骨格ボディメイクは
発生学や機能解剖学を元に考案された
私にとってはまさに画期的なメソッドだった。

骨格のバランスがさまざまな要因
例えば運動時や事故などの怪我
出産などで骨盤が大きく緩んだり
日常生活で使いすぎる特定の筋肉が固まったり
収縮・弛緩することによって崩れることで

身体、特に脊柱と地球の重力が無意識化で
喧嘩をしはじめる。


若い頃は筋トレやランニング
ヨガなどをしていれば保てた体型が

歳をとってから今までのような効果がでなくなるのは
骨格の老化や背骨のアライメントが崩れるのが要因というわけだ。


ヒトの脳というのは
言われているほど賢くないかもしれない。


いつまで経っても
自分は若い(ままの状態でカラダを保てている)と錯覚しがちで

子どもの運動会で張り切って親たちがレースに参戦して
カーブを曲がりきれなかったり
小石につまづいたりして
転倒するシーンはお決まりじゃないだろうか。


全盛期の身体感覚を
脳は引きずったまま老化していく。


だから身体と脳の齟齬が生じるし
重力とカラダの関係性のズレには気付きにくいのかもしれない。

かたまった身体の筋膜や
背骨を少しずつ解体していくことから
骨格ボディメイクは始まる。


そうすることで身体や背骨のアライメントは
元のあるべき姿に戻っていく。


癒着した筋膜を剥がして
骨格を元のあるべきアライメントに戻していく過程で
炎症反応(いわゆる筋肉痛)や
頭部の乗り位置が変わることでの目眩などがあらわれることも。

一歩ずつ少しずつ変わっていく自分の身体を
いたわりながら
愛でながら


からだという未知なる小さな宇宙に
感謝しながら自分と向き合うことこそが


自らを振り返り
いろんな今までを手放して
カラダもココロも解放していく


元のあるべき姿に
まるっと全部ひっくるめて
戻っていく過程を心底楽しんでいきたい。


そして
興味あるな
面白そう!

と思ったらぜひ一歩踏み出してみてほしい。


身体だけじゃなく
こころも変わる骨格ボディメイクのセッションに。

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