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社会という名のアトラクション

着々と物価が上がっている。
半年ほど前、“秋には食糧危機がやってくる!!”なんていうタイトルのYouTube動画がたくさん上がっていたので、私も防災対策を兼ねてまとめ買いするなど食糧の備蓄に励んでいた。
今のところ日本では食糧危機という程の深刻さはないけれど、スーパーの棚に並ぶ食品価格を見る度にひるんでしまう。このままモノの値上げは続きそう。。

41年生きてきて、バブル崩壊や就職氷河期など色んな社会問題があったように思うけど、幼かったり無関心だったりで、全然実感が無かった。
けれども今は、コロナや戦争の影響で社会が大きく変化していく、その渦中にいるんだなぁってしみじみ実感する。
景気が後退する中でインフレが同時進行する「スタグフレーション」なんて言葉も、今年になって初めて知った。
お恥ずかしながら、ようやく社会に目を向け始めた40代。

世の中は悪い方に向かっている気もするし、実際困ることも増えているのだけど、なぜかちょっとだけ“面白い”って思っている自分がどこかにいる。

社会について、お金について、知ることは面白い。
教室で退屈な教科書を読まされるのはつまらないけど、実生活が社会とリンクしていることを体感するのは面白い。
これからどうなっちゃうのかなぁっていう不安や恐怖と同時に、予測したり心の準備をするドキドキ感。
私の場合、資産なんてものが元から無いから余計にそう思うんだろう。
こんな時代の過渡期には持たざる者の方が気楽だろ、多分(テキトー)。

とはいえ、持っているものもいくつかあるわけで。
少なくとも、お腹を空かせないためにやらなければならないことがある。
社会がどうこう以前に、まず我が家の中が『持続可能な社会じゃなくなっている』っていう事実に向き合わねばならない。
やめなきゃいけないこと、捨てなきゃいけないもの、ホント色々あるんだよ。。。


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