見出し画像

まだ新品で自作できるWindowsXP-PC!



一番使い慣れて所有ソフトも豊富だったWindowsXPの環境。
以前会社ではPC保守担当で CAD,CAMシステムがXP止まりだった事もあり、
いままでに延べ数十台のXP環境を構築、維持をしてきました。
自宅でも予備にXPと7の環境はまだ当分は残しておきたい所です。
実際に度々旧環境に切り替えて現役で使用しています。
しかし寿命もあるのでいつまで残せるかは微妙ですが。

そこで現在でも新品で自作できる、XP環境のMy自作PCを紹介します!
もちろんWindows7にもWindows10にも対応しています。
SSDを差し替えるだけで使い分けられるので便利です。
まだ買えるうちに旧環境もストックしておくと安心です。



それでは構成部品を紹介します。

画像1


MicroATX マザーボード (LGA1155)

MicroATX マザーボード
写真の物は ASUS B75M-PLUS でまだ現行品です。
https://www.asus.com/jp/Motherboards/B75MPLUS/
現在でも新品で購入できるXPに対応した貴重なマザーボードです。
オンボードピンヘッダで COM×1、LPT×1 付き。
FDDは無いので外付USBタイプを使用してください。

※その後 B75M-PLUS は売り切れましたが、下位の H61 でもWinXP機が構築可能です。



CPU
Intel製 CPU の第3世代で LGA1155タイプ。
Core i3 3240, Core i5 3470, 3570 などが在庫が多くてお勧めです。
まだ新品の在庫を扱う通販サイトは価格COMなどでも見つかりますが、
高額な店もあるので注意して下さい。
リース落ち解体の中古品で良ければ割りと状態の良い物でも安価で入手可能です。
私の場合はi3-3240と i5-3570 を使用しています。




空冷CPUクーラー LGA1155対応タイプ
上の写真は CoolerMaster i117 でもう絶版ですが、今ならこれがお勧めです。




SDRAM メモリ
上の写真は SanMax PC3L-14900 4GB 2枚組 でもう絶版ですが、今ならこれがお勧めです。




画像2

グラフィックボード
以前は ASUS NVIDIA GeForce GT 750Ti GDDR5 2GB を使用していましたが、
今は省エネ静音化の為にCPU内蔵グラフィックで使用しています。
しかし非力なので画像や動画を多用する場合は今なら手頃なこれをお勧めします。XP用のドライバはNVIDIAのサイトからダウンロードして使用してください。




光学ドライブ
5インチベイには必要な好みのドライブを取り付けてください。
上の写真は Pioneer BDR-207BK でもう絶版ですが、今ならこれがお勧めです。




SSD 2.5インチ 内蔵タイプ
今はHDDよりもSSDの方が早くて快適です。
上の写真は Intel 530 ,CFD HG6Z でもう絶版ですが、今ならこれがお勧めです。




シリアル、パラレル インターフェイス




画像3

リムーバブルラック
3.5インチベイに取り付けると2.5インチドライブを正面から交換できます。
SSD毎に環境を構築すればXPとWindows7も簡単に使い分けられて便利です。
上の写真は TAO EZ-RACK25S でもう絶版ですが、今ならこれがお勧めです。




画像4
画像5

M-ATXケース(電源付き)
ケースは好みと用途と使い易さで気に入った物を選ぶと愛着が沸きます。
一番の選びどころだと思います。
上の写真は In-Win IW-BK623/300H-U3 (300W電源付き) で、まだ現行品です。
今まで相当数のケースを使用してきましたが、
このコンパクトさと奥行きの短さと拡張性は最強です。
拡張スロットには標準サイズの少し長いカードも余裕で入ります。
電源の容量と熱対策を気にしないといけない所もありますが、
すっかり気に入り自宅で3台も所有しています。

仕様
サイズ 縦324mm×横140mm×奥行300mm
外部 5インチベイ ×1 / 光学ドライブ装着
外部 3.5インチベイ ×1 / リムーバブルラック装着
内部 3.5インチベイ ×1 / 空き
標準サイズの拡張スロット ×4
SFX300W電源付き
USBポート ×4
AUDIO ×2
電源ボタン
リセットボタン



M-ATXケース(電源別売)
オーソドックスなケースで正面に外部 5インチベイ付き。



電源ユニット
ATX電源 はなるべく安定した 80+ GOLD以上 の良い物を




WindowsXP SP3 DSP(OEM)版 DVD
昔の物があれば再利用します。
無ければ未使用か認証保証の物を入手する事になりますが、
DSP(OEM)版の正規のプロダクトキーを持っていれば、
ディスクはDELLのXP-SP3再インストール用DVDが代用できて便利です。
始めからSP3のインストールディスクを使用してください。



インストール
必要に応じて予めBIOSを設定します。
光学ドライブからOSをインストールします。
マザーボードに付属のDVDからマザーボードのドライバをインストールして下さい。
SSDに付属のユーティリティがあればインストールして下さい。
グラフィックカードを増設した場合はそのドライバもインストールします。
正常に起動する事を確認してから使いたいソフトをインストールします。
希望の環境が構築できたらWindowsの認証をして完成です。
2023年4月現在では自動音声の電話認証になります。
セキュリティサポートは終了のためオフラインで使用してください。



費用は、
マザーボード 11000円
CPU 2000円~15000円
CPUファン 1500円~3000円
メモリー 2500円~4000円
SSD 5000円~9000円
光学ドライブ 2000円~4000円
ケース 7500円~14000円
電源 10000円~0円
リムーバブルラック 0円~5000円
グラフィックボード 0円~6000円
OS 0円
合計 約50000円~


画像6


古いデスクトップパソコンがあれば廃棄前に分解して
流用できそうなパーツを確保しておきましょう。




閲覧どうもありがとうございました。







この記事が参加している募集

#おうち時間を工夫で楽しく

95,506件

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?