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国鉄荷物車 KATO マニ44 室内灯点灯化ガイド

国鉄 マニ44 荷物車 (1978年~1986年) 161両製造。
国鉄時代にパレット輸送の荷物列車として運用されていましたが、
JR化に伴い登場から8年で廃止されてしまいました。
車掌室があり、模型ではオプションで純正の室内灯も取り付けできます。
しかし今回は手元にある部品を使い簡単に室内灯を製作してみました。
分解、組み立て、半田付けが出来れば割と簡単に製作できます。
着脱式なので車両への加工はありません。外せば元に戻せます。
採寸済みで簡単なので是非参考にしてみてください!

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■用意するもの。
 テープLED 電球色 12V 1ユニット
 ブリッジダイオード 1個
 銅板 45mm×2mm×0.1mm 2枚
 プラ板 122mm×13mm×0.5mm 1枚
 コード 約20cm
 アルミテープ
 半田こて
 半田
 ニッパー
 カッター
 など

LEDとブリッジダイオードは入手可能な汎用品で構いませんが、
今回は amazon で購入しました。

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■まずは車両を分解します。
床下は通常通りボディを広げ気味にして引き抜くように外します。
後ろ側はテールライトが折れないように水平気味に抜いてください。

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■更に床下部分をばらします。
ここは構造を把握する為に見ておくと作業が分かりやすいです。

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■LEDの組み立て。
テープLEDの+,-にブリッジダイオードの+,-をハンダ付けします。
チップの文字はマグライトを当てると読みやすくなります。
コードは各10cm位をブリッジダイオードと銅板にハンダ付けします。
この銅板は固定式線路のジョイントの端材を使用しています。
銅板の差し込み部分は35mm位のところで折り曲げます。

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■プラ板への取り付け。
プラ板は車内サイズにして挟むことで位置決めしています。
テープLEDをプラ板の端に貼り付けます。
プラ板の中央のコードをアルミテープで固定します。
コードは車両に収納し易いように1回巻いてください。

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■床下への配線。
純正部品と同様に銅板を床下の端から差し込みます。
中央のウェイトに接触してショートしないように注意してください。

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■コードの調整。
車内にコードが上手く収まるように調整してください。

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■コードの抜け防止。
もしコードが抜け易い場合はアルミテープをコードの上下に貼ってストッパーにしてください。

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■組み立て。
LEDをボディに納め、ボディと床下を嵌め込むと完成です!

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簡単に室内灯の光る車両が完成しました。
部品があれば是非作ってみて下さい。

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閲覧どうもありがとうございました。



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