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何度も見てしまう映画「JOKER」 レビューとイラスト

イラストレーターのコサカです。
今回は初の試みで好きな映画をレビューしていきたいと思います。もちろんイラストレーターですから映画のワンシーンなどのイラストを添えて。

何度も見てしまう映画「JOKER」

「話題になっているし試しに見てみるか」と一度見てからは気づいたら定期的に見てしまっている映画です。
子供の頃は誰しもが慣れ親しんでいるような分かりやすく明るい作品を見ていたのですが、歳を重ねるにつれ難しかったり暗い作品に惹かれるようになっていきました。映画だけでなくアニメや漫画などもそうかもしれません。

なんでしょう?大人になると世の中の現実を知り闇を抱えたりしてしまうんですかね(笑)?

ジョーカーは全体的に暗い作品になるんじゃないですかね?
でも、別にそこはマイナスではなく個人的にはそこがこの作品の魅力かなと思っています。

すみません…かっこつけてレビューなんか書こうとしたのですが語彙力がなくうまく表現できそうにないです(笑)
結論というかここがいいってとこだけを伝えます!!!

冴えないアーサーがピエロ姿で殺人をおこなったことで何かに目覚めてしまう。そして、その行動は大衆に認められヒーローのように崇められる。自分の人生は悲劇だと思って生きてきたアーサーには、それが気持ちよく、本能のままに本来の自分を見つけたと、ジョーカーへと成り代わっていく。

色々端折ってますし表現が間違っているかもしれません。でもこのアーサーの心情の変化をリアルに描いているところが好きなんです。

「人間ってこうだよな」と思うんです。

生々しいというか、"狂う"ってこういうことなんだなって思いますね。言葉にするとなんか表現が弱いですが(笑)
物語自体は分かり易いですし文字に起こすと普通なんですが、作品の画作りホアキンフェニックスの演技が最高で、この文字にしにくい生々しい雰囲気が堪らなく好きです。フィクションなんだけど本物と言いますか。あークソ!自分の言葉じゃ良さが伝えれねーーー

名称未設定のアートワーク 6

名称未設定のアートワーク 6 2

名称未設定のアートワーク 2のコピー

まぁ僕が頑張って書かなくてもこの映画の良さはわかりますよね(笑)

絵を描いていると、風景一つにしても構図や切り取る時間によって変わる光の表現などがめちゃくちゃ大事だなって思うんですよ。この映画はその辺りがコサカにドンピシャに刺さります。
時代背景などの関係なのかもしれませんが、映り込む物だったり、それによって生まれる風景がなんとも言えなく良いんです。あとは色味ですね。
んーこれもまたあまり良さを伝えれてないかもしれない…とにかく好きポイントが詰まっている映画のワンシーンを抜粋して描きました。
アーサーの変化もわかるようなポイントにもしています。あとは純粋に構図が好きなポイントでもあります。

どこを切り取っても良い絵になると思います。僕が描いた映画のワンシーンの絵が良いなと思ってくださったのでしたら、もうそれが映画の良いところなんです(笑)
話を追っていなくてもただ流れている映像を見てるだけでも僕は楽しめる自信があります。

とにかくこの映画JOKERの世界観、空気感、何もかもが居心地がいいんだと思います。
少し格好をつけますが、何に対しても良いなと思ったものは自然と絵にしてしまう癖があります。絵を描くことで良さを伝える仕事をしているので絵を見てください!

あまりこの作品の世界に浸っていると自分も狂ってしまいそうですが定期的に浸りたくなりますね。

ちょっとレビューを書こうと思ったことに後悔してしまいそうですが、映画に限らず良いなと思ったものは、また絵に描き起こして記事にでもしようかなと思っています。記事にして文字を打っていれば多少言葉で思いを表現するのもうまくなっていくんじゃないですかね?

最後に!
ホアキンフェニックスの喫煙シーンは心情だったりも抜群に表現されていて必要不可欠なものだなって思いました。喫煙者の僕はめちゃくちゃタバコが吸いたくなる映画です(笑)
「アメリカの未成年者の喫煙はほとんどが映画の影響だ」みたいなことをどこかで聞いたのですが、こりゃ仕方ないわなって思います。かっこいいですもん!
タバコは体に害しか及ばさないですし、色々厳しくなった近年では映画の喫煙シーンにも規制がどんどんはいってるみたいですね。それはそうなのですが、これだけ表現に幅が出る道具にもなる物なのにちょっと寂しいなとおもっちゃいますね。
こうやってタバコについて話していると、それをネタに記事を書きたくなりました。気が乗れば記事にします!

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