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過信することもなく、過少することもなく『今、全力を出せたかどうか』

皆さん、おはようございます。
どうも、小屋付きの人ちゃんみかです。

俳優の世界に憧れる人は山ほどいますが、本当に腹の底からなりたいと思う人はごく少数であると確信してます。そして、そこからしっかり現実を掴める人はさらに少ない、限られた人たちだと思います。

演劇講師として若い世代の子たちにアドバイスすることも多いのですが、最近は『響いてないとわかってても言う』ことばかりです。

レッスンに行っていればいつか仕事がもらえる、と思って専門学校等で学んでる人も多いのでしょう。けれど、残念ながら多くの方はレッスンを活かせていません。ただ、言われたことをそれっぽくやっているだけです。
そして殆どの方が「できた気になっている」
ありがちなパターンです。

そういう子達って、実際に実力を見せつけられてしまうと大抵すぐ逃げます。できていない自分を認めることができなくてなのか、なぜだか私にはわかりません。

プロになるって、簡単なことじゃないと思います。


先日、久しぶりにレッスン生と一緒にガチめの演技レッスンをレッスン生の1人として受けました。
お手本だとか、普段は先生だとか、 そんなことは一切なく、自分にできる『今、この瞬間』を大事にしてお芝居しました。

レッスン生の中には私と比べて凹む子もいたみたいですけど、そういう子は向いていないので辞めたほうがいいなと思います。
一緒に参加してる方を見て、私が手を抜くことはありません。一緒に舞台を創る時にはもちろん相手に合わせて柔軟に対応しますけれど
レッスンの時間は、個のレッスン時間です。
同じ金額を払っています。(むしろそれ以上)
そこで何を吸収するか、どう活かすか、は個人次第です。

レッスン時間を無駄にする人、得る人。
さぁ、この違いはどこでしょう?

私はどこまでも上手くなりたい。
自信がないわけではありませんが、いつだって不安です。その時の全力は出せたのだろうかと。

過信することもなく、過少することもなく、『今、全力を出せたかどうか』
人と比べることはなく、人のいいところは自分に取り入れる。レッスン生の演技にも、学べるところはしっかりありますから。

真っすぐであること。
そして、どれだけ経験があろうとも妥協はしないこと。もっと上手くなりたい。
そして、その先。

ちゃんと結果を出したいという欲まで出てしまった。こうなってはもぅ、進むしかないのです。
明確に意識を向けて。
いつでも舞台に立てる準備だけはしておきます。

では、また。
KaFuKa

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