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【ペーパークラフト】つなげて、かざる。「ガーランド」はかなりおすすめ!

クリスマスやハロウィーン、または誕生日のお祝いのとき、部屋をちょっとかざってみたくなりませんか?

テーマを決めてデコレーションを買いそろえると、統一感のある空間になりますが、そこに「手作りガーランド」をプラスすると、さらにオリジナルのはなやかさを演出することができます。

「ガーランド」とは、「ひも状のつながっているかざり」のことです。

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ガーランド【garland】
ひもに造花やオーナメントなどをつけた、壁や空間に飾るデコレーション。

〈歴史や由来〉
元々は、花やつる植物を、編んだりつなげたりして作った花輪や冠のこと。古くは古代エジプトからギリシャやローマ時代にも、儀式やお祝いで用いられてきました。15〜6世紀には果物や花、特にバラの花輪がお祭りや結婚式などで使われたそうです。

ひとつひとつのモチーフは小さくても、つなげて長くすることで、広い空間をかざることができるので、とても便利。

学校のモノ作りボランティアの時も、ほぼ毎回作っていました。

8月に新学年が始まってすぐ作った、秋の葉っぱガーランド。ハロウィーンが近づくとペーパーおばけをぶら下げて、秋のデコレーションごと活用しました。

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このペーパーおばけ、トレーシングペーパーをハサミで切って、ひもに透明テープで止めただけ!(おばけの形は多少ゆがんでも『らしく』見えるので、下描きなしで自由にカットしました)

下の写真は、バレンタインデーに向けて作ったガーランドです。ハートは発泡スチロールの食品トレイを利用しています。

チェーンのガーランドを作るとき、スカラップのラインになるハサミを使って紙を切ると、「ひと手間かけた感」が出ますね。

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廊下を歩く子どもたちや先生の頭上に、季節ごとのデコレーションがいっぱいに広がるようにしたかったので、間が空きすぎないような距離で麻ひもを渡しました。

自宅で用意したデコレーションパーツを、そこにぶら下げるだけ。

限られた作業時間で効果的な方法の1つが「ガーランド」なのです。そういう意味で、学校デコレーションでは多用しました。

とてもお世話になったなぁ‥‥

わたしが何回も作っている「ドットのガーランド」をご紹介します。

ミシンとクラフトパンチが必要なのですが、「つくる→かざる→しまう」が簡単なので、おすすめしたいデコレーションです。

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【ドットのガーランド】

〈材料〉
・厚めの紙を10枚ほど(無地と柄の両方があると変化がつきます)
・ミシン糸(ゴールド糸や、あえて紙とちがう色でも)

〈道具〉
・ミシン
・丸型に切り抜くクラフトパンチ(直径5~6cm以上がおすすめ)
・ハサミ

〈つくる〉

1.クラフトパンチで、紙を切り抜きます。同じ柄/色をまとめておくと、次の作業がしやすくなります。

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2.切り抜いた丸い紙を、好きな順番に並べる。

3.並べた順に、ミシンで(縫い目は5mm幅くらい)縫ってつなげる。
  ドットとドットの間は空けずに縫います。

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〈かざる〉
マスキングテープなどを使って、天井にくっつけるだけ!
ゆるやかなたるみが見栄えする空間になります。(ポイント:テープで付ける前に、天井の接着面をかるく拭くと、テープの持ちが良い)

〈しまう〉
はしから順番にたたみます。ジップ袋などに入れると絡まりません。場所をとらずに収納できるのがいいですよね!

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取り付けるだけで、壁や空間をはなやかに変えてくれるガーランド。

あらためて「手作りガーランド」のおすすめポイントを書き出してみると、

・小さいパーツをつなげて、簡単にできる。
・色などをアレンジしやすいので、ほかのデコレーションと相性がいい。
・作業場所がさほど広くなくても大丈夫。
・収納場所も小さくてすむ!

作り方はほぼ単純作業の連続。なれるととても楽です。

長さのあるデコレーションをかざると、空間の見え方が全然ちがうので、「なにか足したい‥‥」と感じたら、ぜひガーランドを取りいれてみてください!

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