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夏に風物詩と言えば、フリ-マ-ケット。ネット上のフリマではなくて、リアルな、あのフリマ。私の住むフランスの田舎の日曜日に暇つぶしと言ったらフリマなんです。実際に開催されるのは、4月のイ-スタ-休暇の頃からで、だいたい寒くなる前、9月いっぱいくらいまで。7,8月は、色々なところで開催されています。村と村をはしごしたりして、そりゃ楽しい。

で、

撮った!


なにって、ざるです。この写真のざる。可愛くて一目惚れ。


うちに、ひとつ金属製の網のがあるけれど、大きくて、乾きが悪くて、ちょっと使いづらいなぁと思っていたので、即買いしました。

しかも、たしか、1ユ-ロを値切って、0,5ユ-ロだった気がする。

ぽってりとしていて、ホ-ロ-みたいな素材。野菜の水切りにぴったり、パスタも、何とか穴から飛び出ないで使えるし、乾きがいい。

何年か前に買ったものだけど、かなりお世話になっています。


フランスでは、フリマのことを、vide grenier (ヴィッド グルニエ)と言います。grenierは、屋根裏部屋。videは、空けるという意味で、要するに、
使わなくなった物、要らないもの、いつか使うかもしれないけど今は使わないもの、などを置いておくのは、物置である屋根裏部屋。
それを一掃するということなんです。

だから、価値がある物というより、うちは、これ使わないけど、もしよかったらどうですか?というノリで出店する感じ。

でも、たまに、すごい掘り出しものがあったりするんです。むかしむかしの

アンティークなお品だったり、今見つけようと思っても見つからないお宝のようなものだったり。

それを散歩がてら、見て歩くのがとても楽しいヴィッド グルニエです。

残念ながら、今のご時世、開催されていないのですが、また再会したら是非

このザルのような掘り出し物をみつけたいなぁ。


あこはるかさんの企画、ざるの一枚に参加させていただきました。

はるかさん、いつも楽しい企画をありがとうございます!

ギリギリの参加です、よろしくお願いします。




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