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育児日記#2 出産から退院までのパパの過ごし方(生後1週間) 

出産~分娩~立ち会い

 出産分娩はほんとに一大事です。幸いなことに、陣痛が始まったときに私は奥さんと一緒にいることができたので、荷物を持って一緒に病院に向かい、出産に立ち会うことができました。

 コロナが5類になったとはいえ、病院、特に新生児病棟は管理が厳しいので、立ち会いの可否、面会の可否については事前に病院に確認しておくと良いと思います。立ち会うためには一緒に両親学級に参加することが必須になっている場合もあるので、何が何でも立ち会いたい場合は早い段階で受講したほうがいいですね。

 正直なところ、私にも奥さんにも強い意向はなく、立ち会いたいか(立ち会ってほしいか)どうかは本当に個人差があるので事前に話し合っておくのをおススメします。パートナー(奥さん)の意向を最大限尊重し、全力で支援する姿勢が大事ですね(まじまじと生まれるところを見られるのって抵抗ないんでしょうか。絶対話し合ったほうがいいと思います)。
 
 私たちは病院(助産師)からバース・プラン(出産の計画:どのようなお産にしたいか、の希望を書く)なるものを書くように言われました(書きました)が、これは出産を通じて一番要らなかった作業でした。母子ともに元気に生まれてくれることが一番で、それ以外の副次的なことは優先度低いです。一般的には、「陣痛促進剤など使わずなるべく自然な分娩にしたい」(例文)とか「なるべく会陰切開は…」とかを書くようです。



出産後はしばらく一人暮らし

 上の子がいない前提ですが、出産後妊産婦と新生児は一週間くらい入院します。この間、父親は家に一人になります。赤ちゃんと奥さんがいつでも自宅で生活を開始できるように準備の期間です。とはいえ、一人でのんびりするもよし、友人と食事するもよしだと思います。でもなるべく人ごみは避けたほうがいいと思います。

 私はこの期間に友人とベビーベッドを組み立て、部屋の掃除をし、赤ちゃんの服やお風呂セットの準備、哺乳瓶を洗ったり、粉ミルクを試しに作ったりしました。

 粉ミルクってまあ作るの簡単なんですけど、一回もやったことないとなんとなく不安なんですよね。試しに飲んでみたんですけど、ものすごく不味くて不安になりました。でも赤ちゃんはこれでいいっぽいです。いや、本当に不味い。おえってなりました。

 沐浴も同じで、動画を見てイメトレしてました。結局は自分でやるのが一番で、慣れていくので最初から不安になる必要はありません。
 へその緒の跡がじゅくじゅくしているので、赤ちゃん用綿棒でクリんと綺麗にします。あとは耳の見えるところと鼻の穴も手前の方をちょいちょいとやります。意外と赤ちゃん用綿棒活躍するね。

見た動画はこれ 九州の訛り?が心地よい


呪いのような言説に支配されないように

 赤ちゃんってこれでもかってくらい顔てかてかにして保湿してるイメージがありますが、この動画では残ったクリームでちょんちょんって感じです。こうしなきゃいけない、が育児にはないってことですね(もちろん、いくつかの絶対禁忌みたいなものはありますが)。
 でも保湿はした方がいいよね笑

 こんな風に、「世の中で言われている正解っぽいこと」が自分(の子)にとっても正解かは分かりません。こと育児に関して言うと、なんだか宗教じみた言い伝えのような言説に支配されている感じがありますよね。「痛みを伴って産むからこそ」とか「母乳じゃないとダメ!」とか「お母さんはずっと一緒にいてあげるべき」とか・・・。
 
 特に田舎はひどいイメージがあります。知らない人がいきなり「男の子?女の子?」「名前は?」「母乳?母乳がよく出る食べ物はね・・・」みたいな。

 自分の親がこんなテンションで口出してきたらすぐに縁を切るレベルですが、いやはや田舎では日常的にこのような言説に晒されていると思うとぞっとします。
 
 これ、性別が男か女かもそうなんですけど、別にどっちでもよくないですか?聞いてくる側に悪気はないことが多いんでしょうけど、奥さんの妊娠中に「性別は?」「どっちがいいとかある?」みたいな感じで聞かれることが多かったです。めんどくさ。もうこのジェンダーフリーの時代に、性別なんて本人が生きていく中で決めればいいじゃんね。
 
 育児はこうしなければならないとかこうあるべきだ、みたいなことを言ってくる人や言説からはなるべく逃げて離れましょう。どうせ昨日と今日で育児の最適解は変わっていくので。自分なりのやり方が見つかります。それが正解です。でもそれを他人に押し付ける、強要するのは違うよね。



 

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