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ダンスとストレートネック

ストレートネックというと
最近では スマホっ首”のようですが
ダンスの人のストレートネックは
違う理由で起きていますよね

スマホっ首は 頭が前に落ちてカーブを伸ばしています
背中も丸くなっていますよね

ダンスの人の場合は逆
アゴを引いて 頭を後ろに引っ張り上げて
首のカーブを伸ばしています

一見すると背すじののびた良い姿勢ですが
脊椎全体のカーブがフラットになっていることも多いです
背中の上に頭をのせているような感じ?

先日の『ヒューマニエンス』での織田さんのように
”首は頭を後ろの方で支えている”
そうイメージしているのかもしれません

一見問題がありそうに見えないけれど
よく見るとアンバランス
これは後ろ側の筋肉がかなりがんばらないと
重さを支えて身体を起こしておけないですよね

実際には 首はもっと前にあって
頭を真ん中に近いところで支えています

私も以前はストレートネックでした
おかげでいつも肩こり&腰痛
寝違えることも多かったです💦

ただ身体に不調が起きるだけでなく
背面の筋肉ががんばっているということは
脊椎一つ一つが動きにくくなってしまい
全体のバランス調整が上手くできなくなります

脊椎のバランスシステムが上手くはたらかないと
外側の大きな筋肉で支えたくなります

本当は動くことに使いたい筋肉を
支える方に使ってしまったら・・
踊りにくくなりますよね

そういう意味でも ストレートネックは
元の前カーブに戻した方がいいのです
首の前カーブはそれほど強くないですが
それでもカーブは必要なのです

人間が二本足で立って活動するためにも
これは必要なしくみです

”まっすぐの呪い”にかかっちゃった人
早く抜け出してね!!

私はアレクサンダー・テクニークに出会ったおかげで
全体のカーブが戻ってきて
すっかり寝違えることがなくなりました♪

骨で動きを考えて 骨で踊りましょう💗

HP:AT Dance 〜踊る身体のコツを知る!




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