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読み書きそろばん ~よく生きるための力?~

こんにちは! あたたけ です。

今回は『お勉強』の話です。

先日、数年ぶりに『英文を和訳する』という機会がありました。
実際のところはGoogle翻訳に頼り切っての作業でしたが。。。。。
Google翻訳の能力向上には驚いたのですが、
それでもやっぱり、ビミョーな違和感が出ている箇所もありました。

単語の意味や使われ方なども調べてみると、
『直訳としては確かに正しそうやけど、ニュアンスがなんか違う』
みたいな感じでしたので、だいぶ時間をかけて
あたたけなりの意訳をしてみたわけです。

あたたけは、はっきし言って英語ダメダメ人間なので説得力に欠けますが
この辺りのニュアンス?行間?書いた人の狙い?を
うまくくみ取って理解できる人を『英語ができる』と言うんだろうな、
と思った次第です。
(単純な直訳であれば、いろんな翻訳機が既にありますので)

仕事をしていると(てゆーか仕事に限りませんが)
この『ニュアンス・行間・相手の意図を読む』能力はとても大切です。
が、『文面通り・言葉通り』にしか読み取らない?読み取れない?人が
多いと感じることがあります。

公的な文書であれば『誰が見ても誤解のないように書け』と言いますが
あらゆる文書、さらには会話中に発するすべての言葉までを
常に、誤解のないように発することは不可能なわけで、
どうしても受け取る側の能力に依存することになるんですよね。

まぁ、エラソーに書いておきながら、
あたたけ自身、学生のころは、全く行間とか読めなかったんですけどね。
おかげさまで、国語&英語のテストは壊滅的でした。
で、さすがに受験戦争に向けてどうにかしないとなぁと思い
文書に触れる機会を増やすため、本(小説)を読むことにしました。
(単語帳には触れたくなかっただけですが。。。。。)

結果、英語はダメダメのままでしたが、
国語はそれなりの点数がとれるようになったので、
『ものがたりを読む』って大事なんだなぁと実感したわけです。
で、この体験が、あたたけ自身の長所?だと勝手に自負している
『理系人間にしては、文書に抵抗がない』というものに繋がっています。


さて、このような経験を重ねる中で、あたたけなりに
どんな能力を身につけていけば良いのか考えてみたところ、
思い至ったのが『読み書きそろばん』というキーワードです。

ただし、当然ですが
単純に『文字を書ける・読める、そろばんが使える』ではありません。

『読み』とは
ニュアンス・行間・相手の意図が読めること(インプットの能力)
『書き』とは
自分の考えを相手がわかるように表現できること(アウトプットの能力)
2つ合わせて『意思疎通の基礎となる能力』と言えるでしょうか。

『そろばん』とは、、、一言で言えば『数学的な能力』ですが、
あたたけは、大きく2つに分けることができると思います。
1つが『数字を正しく理解できること』、
もう1つが『論理的に考えることができること』です。

『数字』については、
四則演算(+-×÷)と対数を理解しておけば、
それなりの数字の情報は何とか理解できる気がします。たぶん。
(ぜんぜん論理的な説明になっていませんね。。。)
ありがちな問題ですが、
『1日で2倍に増えるハスがあります。100日で池の半分を埋めました。
 池を全部埋めるのは何日後ですか?』ってのを間違わないでしょうか?

『論理的思考』はネット上でもいろんな解説がありますが、
基本は『A=B、B=Cのとき、A=Cとなる』の積み重ねだと思います。
当たり前に見えますが、世の中、
『A=B、B=Cのとき、A≠C』とか
『A=B、B=Cのとき、C=D』とかになっている話がよくあります。

この『数字+論理』の数学的な能力ですが、
ものごとを正しく判断する基礎となる能力(プロセスの能力)』だと
あたたけは思います。

スライド1

では、これらの能力を高める確実で楽な方法は何なのか?
あたたけは、やっぱり、『本(文書)を読む』だと思います。

ただし、単純に文字を追うのではなく、考えながら読むことが大切です。
ものがたりであれば、行間を考えることで『読む能力』が高まる、
専門書やビジネス書など、ものがたり以外であれば、
内容の繋がり(A=B、B=Cのとき、A=Cとなっているか)を
考えることで『論理的に考える能力』が高まるのかなぁと。
ついでに、文書に触れる機会が増えるほど『書く能力』が高まる
ような気がします。

ちなみに、本というものは、この『考えながら』という点で
テレビや動画なんかと比べ、圧倒的に優位性がある
と思います。
だって、本は自分のペースで読めますからね。

気をつけたいのは『幅広く』ですね。
小説ばかり、専門書ばかりというのではなく、
小説も専門書もマンガでもなんでもって感じでね。
『読み書きそろばん』って何かしらの専門知識ではなく、
人として生きやすくなるための能力だと思いますので、
どれかに偏ったらダメなんですよね、きっと。


それでは今回はこの辺りで。

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