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数秘でも、料理代行でも、『救いたい』をやめてみた。

料理代行と数秘家、二足のわらじを履くやうっちゃんこと 矢内です。

今回は仕事をする時のマインド、心持ちについてを綴ってみたいと思います。

『どんな想いでお客さまに向き合うか』というこちら側の気持ち。これはとても大切で、起業していても、雇われて働いていても、通じるものがあると思います。

過去の体験談を通しての気づきから、今思うことを綴ります。

『困っている人を救いたい!!助けたい!!』というマインドが引き寄せたもの。

困っている人がいたら、力になりたい。
そう思うのは、ごく自然なこと。

ましてや、過去に自分が苦しんだ事柄で、今そのことで苦しんでいる人が目の前にいたならば...『私にできることはないだろうか?』という思いが、自然に湧き出てくることでしょう。

私もそういう経験があります。
だからこそ、料理代行や数秘術を仕事にしていきたいと思ったわけです。

ただ、過去の経験を振り返ってみると、『困っている人を救いたい!!』『その人を助けたい!!』『なんとか力になりたい!!』と思っていた頃の仕事は、とてもとてもハードでした。
(あえてびっくりマークを2つ付けています 笑)

自分でこの仕事をやるぞ!と決めたのに、なぜ、そんなに心身ともにキツかったのか。その当時の私は、気づけませんでした。

体力が足りなかったから?
子どもたちが小さかったから?
そういった物理的な原因も、もちろんあるでしょう。

でも、もっともっと重要なマインドの部分が大きく影響していました。

それは何かというと....
『困っている人を救いたい!!助けたい!!』という気持ちが強すぎたことです。100トンの重みを纏った、この気持ちが原因でした。

『救う』と『助ける』の意味を調べてみた。

ここで改めて、『救う』『助ける』を辞書で調べてみました!

すく・う〔すくふ〕【救う/▽済う】 の解説

1 危機的な状況や苦しい境遇、悪い環境などにある人に力を貸したり金品を与えたりして、そこから抜け出させる。助ける。救助する。救済する。「人命を—・う」「地球環境を—・う」

2 神・仏などの力によって平安な心的状態に導いたり、迷いや悩みを取り除いたりする。「信仰に—・われる」

3 好ましくない状態からのがれ出させ、良いほうに進むように導く。「堕落の道から生徒を—・う」

4 (多く「救われる」の形で)悪い条件を相殺する。不安・不満などが一応解消する。「重病だが本人が明るいので—・われる」「仕事がきつい上に給料が安いのでは—・われない」

goo辞書より

たす・ける【助ける/▽扶ける/▽援ける/▽佐ける】 の解説

1 力を貸して、危険な状態から逃れさせる。救助する。「おぼれている子を—・ける」「命を—・ける」

2 経済的に困っている人などに金品を与えて苦しみ・負担を軽くする。救済する。「被災者を—・ける」

3 (「佐ける・輔ける・佑ける」とも書く)不十分なところを補い、物事がうまく運ぶように手助けする。助力する。補佐する。「仕事を—・ける」「家業を—・ける」

4 ある働きがより好ましい状態になるようにする。促進させる。促す。「成長を—・けるホルモン」「消化を—・ける」

5 倒れたり傾きそうになるのを支える。「子どもに—・けられて駅の階段をのぼる」

goo辞書

おいおーーーい!過去の私よ。優しさを通り越して、どんだけ傲慢やねん。

だって『私が、お客さまを変化させますよ!』『私が、引っ張り上げて、良き方へと導きますよ!』と言っているのと同じこと。

お客さまの困った状況や苦しい状況から、私が抜け出させます!ということ。
『私が!私が!』星人やないか。泣

私は神様でもないし、大金持ちでもない。
救う、助けるって、そんなに簡単なことじゃなかった!笑

『救いたいマインド』を胸に、心身ともに疲弊して仕事をしていた頃。
『救ってほしい!!』『助けてほしい!!』『決めてほしい!!』『どうにかしてほしい!!』というお客さまと出会う頻度がどんどん多くなっていったように思います。

そう、自分のマインドで、願いにピッタリ合ったお客さまを引き寄せていたのです。

数年前、午前と午後、料理代行の仕事をして、家に帰るともう床から立てない。
自分の家のご飯が作れない。

お客さまの家でたくさん作り置きをしているのに、我が家はいつも、丼やカレーばかり。
仕事でエネルギーを全て使い果たして、帰宅していました。

ある時、『私はいったい何をしているんだろう?』と、我にかえりました。

結局その後、会社を離れ、数年経った今、新たにひとりで料理代行をすることになりました。
ありがたいことに、素敵なお客さまに恵まれ、充実した日々です。

今では、日々頑張っているお客さまを『力付ける』存在でいられるように!と心に決め、仕事に取り組んでいます。

ちから‐づ・ける【力付ける】 の解説

元気が出るように励ます。元気づける。「温かい言葉で—・ける」

goo辞書より

数秘術、料理代行、どちらの仕事においても、『お客さまご自身がどうありたいか』『お客さまがどんな未来を望むか』が最重要事項です。

お客さまがご自分の力で歩む人生の日々を、そっとお力添えできる存在でありたいと思っています。

ブレることもあるし、傲慢になることもある。
かなり時間が経ってから、気づくこともたくさんある。

こうやって少しずつ、自分の中の意識が育っていくのだろうな。

昔の必死な私も、今となっては愛おしく感じます。
いろんなことに気づかせてくれて、サンキュー!

今日もお読みいただき、ありがとうございました!やっぱり文章を綴るの、好きだ♡

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