ちょっとしたハプニング

Ristorante Da Cainoさんで夕食をいただいた次の日の朝は、宿泊したB＆Bでリッチな朝食。

新鮮なリコッタと四種類の自家製タルト

美味しくいただき、フィレンツェに帰ろうと、バス停に向かいながらスマホを見ていたのですが・・・あれ？おかしいぞ？

グーグルマップに今日のバスの時刻表が出てきません。何度検索しても明日の早朝の出発時刻しか出てこない。もしかして・・・。

バスがない！！？

そうです。この小さな村モンテメラーノは、日曜日はバスが通っていなかったんです。

帰れない！

一瞬途方にくれましたが、諦めてこの逆境(？)を楽しむことにしました。
すぐさまさっきの宿に戻ってもう一泊お願いをしました。
部屋が空いていてよかったです。

確か近くにイタリアで一番有名な温泉があったはず。
近くといっても徒歩で１時間半かかります。

しかし時間はたっぷりあります（笑）

野生の鹿に注意しながらひたすら歩き続ける

あった！

サトゥルニアの天然温泉

温泉はぬるかったけど、良い思い出になりました。

帰りは疲れていたので、人生初のヒッチハイクでモンテメラーノまで戻り、翌朝フィレンツェに帰ったのでした。
めでたしめでたし。

小さな村に行く時はこういうことも想定しなければならないのですね。
そして、
ネガティブな事が起こった時は、そのネガティブな状況でしか楽しめない事柄に取り組もう！
そうするとその日の意味が１８０°変わります。
僕の場合、「バスがなくて帰れなかった日」は、「イタリアで一番有名な温泉に、広大な自然を身体に感じながら歩いて向かい、帰りは人生初のヒッチハイクをした日」に変換されました。