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農家作業の「お手伝い」と「充足感」

農作業への憧れを満たす方法は”自分で土地を借りて始める”方法だけではありません!
既にある農地作業のお手伝い、を始めてみませんか?

貸し農園と農家作業

一般的にある貸農園は「市民農園」と位置付けられています。農業法に基づくルールの基で整備された仕組みで、主たる目的は”農業従事者の新規獲得”にあります。
逆にこの目的以外で農地を貸し出す事は認められていないんです。例えば、農地を借りて自己の事業の為に使用することは、NGとなります。
(※あくまで取得することが求められる)

一方で。
自己で行っている作業を手伝ってもらう事は、何も問題がありません。収穫体験と呼ばれる企画などは、この基本ルールをベースに考えられています。

リアルな農作業体験

先述の「収穫体験」は、農家作業の内にある収穫という一部分だけを「お手伝い」する事です。
本当に自分で農作業を行ってみたい、もしくは、収穫までに要する地道な時間を想像できない、のであれば時期を選ばずに農作業体験を行ってみましょう!

熱海楽園不動産の代表者は自身(以下、農業者)が就農者であり、約2,000㎡の農地を嬉々として整備し、農家作業をゼロから日々模索しながら楽しんでいます。

この日もご縁があった貸農園の利用希望者様と、一緒に作業を行いました。ミッションは、「片付け」です。

みかんを育てる段々畑にて、激しく生い茂った雑草や雑木を倒してあるそれらを、「兎に角移動させて集める」事を約2時間、たっぷり汗をかいて頂きました。
筆者含めて農業者自身も、こんな地道な作業で大丈夫かな?と、声を掛けながら進めましたが、何も心配をする必要が無い「笑顔」を常にお見受けすることが出来ました。

作業の途中、労をねぎらい喉を潤すのは自分のタイミングで捥いで食べる、みかん。まだまだ手入れ中の農地で育つミカンは、木により色味や味が異なる事も、また新鮮な発見である様子を見受けました。

実際、手を入れる農地は多種の作物を育てている為、農地内でも個々で求められる作業も異なります。当日は、「苗を植える」「土を耕」という事もお手伝い頂きました。

ほぼ丸一日。
楽しくお話をさせて頂きながらお過ごし頂いたものの、実際には「どうだったかな?」「続けたいと思えるかな?」と、少し心配をしながら当日を終えました。
その翌々週、ご友人をお連れになり農業者と同じように嬉々として作業をされるお姿をお見受けしました。この「充足感」は代えがたい事のようです。

目下、開拓中の「貸農園」整備。

現在は地域の農業委員の皆様にご相談申し上げながら、整備に取り組んでおります!続報は、追ってまた。

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熱海楽園不動産(熱海市下多賀) 静岡県知事免許(1)第14418号
お問合せ:info-atamir@humanbrain.jp まで、お気軽にお問合せ下さい。
Instagram:atami_rakuen Twitter:@atamirakuen_r

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