note77 ディズニーランドにはゴミは落ちていないが、ビジネスヒントは沢山落ちている5
シリーズ5 導線の作り方を街でウオッチングしてみると(中編)
さて、その導線を街のなかでウオッチングしてみました。
「ドン・キホーテ」の店内配置はドキドキ感が満載です。
奥は迷路になっていて、どこに何があるのやら?
ゴチャゴチャと、雑貨のジャングルみたいになっていて、まるで宝探し気分。
驚きや発見が、不規則(実際には多分規則的)に配置されています。
導線は作り方次第で人の感情の心理に効果を及ぼしますし、更には効率面にも大きく影響します。
あるレストラン。
寿司、鉄板、洋食コーナー、中華などが大きなフロアに混在しています。
しかし観察すると、お客さんの出入りと、ウエイターの食器の上げ下げの導線がクロスするのです。
きっとあの導線の作り方では、いつかガチャンとぶつかるに違いないと思いました。
ある新築注文住宅。
玄関から駐車場まで5mくらい離れているのですが、玄関から駐車場所に行くのに一旦外に出て、どうしてもちょっとだけ一般道路を歩かないといけません。しかも歩道と車道の境目がない道路。
わずか5mでも公道に出るとなれば、子どもや老人には危険です。
それに雨が降ったらいちいち傘をささないといけません。
なぜ、駐車場に面した側に玄関を作らなかったのか不思議でたまりません。
しかも駐車側は完全に家の壁です。家の中からは車が全く見えないので盗難やイタズラが心配です。
私は地下鉄によく乗りますが、案内表示がとても分かりにくいです。
出口の番号、近隣施設の所在地、乗換案内などの表示版がそれぞれバラバラに点在しています。
「あれ?ここには書いていない」と。
表示板がバラバラに在るので、それを探しにホームを行ったり来たりです。
東京の山手線は「内回り、外回り」といわれますが「右回り、左回り」の方が分かりやすい気がしますが、読者の皆さんはどう思われますか?
大阪環状線は右回り、左回りと言うそうです。
スムーズな導線は大事ですが、そのためにも、ユーザー目線のわかりやすい案内板の書き方、配置も大事だと思います。
ついでに、こちらが現在私が熱海で活動している会社です。
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