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熱海の崖に家を建てる 楠救出プロジェクト

終わったと思っていた放置竹林整備がまだ終わっていなかったという話、覚えていらっしゃるでしょうか。

その後、筍の季節が終わってもまだ生えてくる新竹を伐採しながら、4か月かけて残りの半分の放置竹林整備を進めておりました。
今日はその経過報告です。

熱海の崖に家を建てようと思います。
名付けて、熱海Case Study House
自腹でケーススタディしながら
今そこにある技術・アイデアを実装した
現代のCase Study Houseを目指します。
熱海Case Study House

目標設定が大事。

正直、半分残った放置竹林整備って、モチベーションを維持するのが結構大変です。終わったと思っていたことをやらなければならない上、だんだん暑くなってきます。

そこで、目標設定することにしました。

記事にも書きましたが、敷地の一番端っこに、わりと大きな楠がありましてね。
図面の右下の点線が残った放置竹林エリアで、楠さんの位置は青いマークのあたり。

楠さんの位置は青いマーク付近。

楠さんを救出しよう。
私はこの4か月、この目標を目指して竹を伐採してまいりました。

前工程が長かった

奥の方の楠さん、みえるでしょうか。

周りを竹に囲まれた楠さん。

ご覧のように、四方を竹に囲まれております。枯竹、掛かり竹も。
伐採しなければならない周辺の竹だけで、軽く30本はあったと思います。
問題は、これだけ密な状況だと竹を伐採した後、横倒しにしたり、幹を分割したり、葉を落としたりといった、処理スペースがないことでした。

そこでまず、手前の放置竹林エリアから整備し、スペースをつくります。
楠さん、3つの段々の間に生えており、結局、3段整備しなければなりませんでした。1段20mですから、合計60mです。

GW明けから、毎週末通いつめ、時には雨にたたられ、暑さで早々に退散しながら、整備を続け。いやー、なかなか終わらず辛いものがありました。

でもね、振り返ると、整備は進んでいます。

竹林の小道は近い?

辛くてもやり続けると結果がでますね。
これだけでも大きな達成感です。

楠さん、救出完了!

そして先日、やっと楠さんを視認できるまでに伐採完了。

楠がみえるようになりました。
1枚目の写真とほぼ同じ位置から撮影。

別の角度からみた楠さんがこちら。
楠の葉がついているところまで竹を伐ったつもりですが、写真に撮るとまだまだまわりに竹がたくさんありますね。
もうちょっとまわりを伐採したほうがいいかな。。

空がみえるくらいまでは竹を伐採。

真下から見上げると木漏れ日が素敵。
これだけ陽があたれば、楠さんも十分息ができそうです。

竹ともヒノキとも違う木漏れ日がうれしい。

もう少し手前からみると、楠さんの頭の上だけぽっかり穴があいたよう。
竹と楠さんの共生にむけて、継続的に管理をしっかりしなければ、です。

竹林の小路の奥に楠。

まとめ

当面の目標だった楠救出はおおよそ達成できました。途中さぼった時期もありますが約4か月。大変だったなあ。

次は最後の1段の放置竹林を整備しつつ、残されたヒノキの森の侵入竹を伐採します。最後の1段は、竹だけでなく倒木もあったりして、難易度が高そう。

きっと大変ですが、徐々に片付いていくエリアが増えるたびに、「為せば成る」と思うのです。引き続き、森林整備、地道に取り組んでまいります。

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