![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/71993612/rectangle_large_type_2_d53ee036590f9a36848e728e9d1cd765.png?width=1200)
熱海の崖に家を建てる コミュニケーション・ツールをつくる
みなさんこんにちは、ゆりです。
1200坪の斜面地に、家を建て、庭という名のランドスケープをつくろうとしています。夫婦で竹を伐採し、森を整備、敷地を歩き回れる環境をつくろうと悪戦苦闘。
それ自体楽しみでありますが、本当の狙いはこの土地の感覚を設計家、施工家、林業家、造園家のみなさんと正しく共有するための準備。本当は一緒に森を歩いてほしいのです。
まずは第一歩として、わかりやすいコミュニケーション・ツールが必要だと考えました。
平地であれば図面を渡せばよいのでしょうが、斜面地だからこそ、ここが肝かな、と。
今日はその制作過程をご紹介します。
熱海の崖に家を建てようと思います。
名付けて、熱海Case Study House。
自腹でケーススタディしながらか
今そこにある技術・アイデアを実装した
現代のCase Study Houseを目指します。
VUILDの自社工場に潜入
コミュニケーション・ツールとなる「敷地模型」をつくってほしい。
我が家の要望に応え、熱海Case Study Houseの設計者、VUILDさんは自社工場のShopbotで作ってくださるとのことで、行ってきました。
彼らの工場は、横浜・本牧の三菱重工さんが運営するYokohama Hardtech Hubにあります。
三菱重工さんがつくるものはガスタービンとか巨大なもの。工場も巨大。都内のIT系向けインキュベーション施設に比べると空間の迫力がすごい。
![](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/72008216/picture_pc_37873d5c8881186ee0e358166c263655.jpg?width=1200)
工場内にカフェができていました。この椅子とか机、VUILDさんに頼めばいいのにね。
![](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/72008385/picture_pc_fcf73d1019c0fd4fafd3dd8df19d3117.jpg?width=1200)
Shopbotが健気に切り出す
本日の作業は敷地の斜面部分の切り出し。
健気なShopbotの動きをお楽しみください。
次に、木くずを掃除機で取り除きます。ここは人の手が必要。
最後に木枠から切り離し。気になって何度も見に行ってしまいました。
この後、残りの複雑なパーツを切削し、組み立ててくださるとのこと。完成が楽しみです。
完成時の斜面ぶりはこんな感じだそう。
![](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/72008567/picture_pc_b2aab135a90a89f1c4565316cb92906f.jpg?width=1200)
道路面から見るともっとすごい傾斜な印象ですが、模型でみるとそうでもない。
![](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/72008688/picture_pc_6282de32accac9d192a43440fb5cfe83.jpg?width=1200)
実際歩けますからね。このあたり、関係者に共有してほしい感覚です。
ついでにほしいもの
決してショールームではないのでしょうが、本牧の工場の入口には、VUILDさんの作品の模型もおいてありました。
有名な「まれびとの家」の模型。出世作。
![](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/72008772/picture_pc_275d25c3514cf2e3a1d1294038878851.jpg?width=1200)
でも私が気になっちゃったのは、この小屋。
![](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/72008804/picture_pc_7e8bc7571fe0df8a09c3c32881a27117.jpg?width=1200)
これ、データを売ってくれないかな。自分で材を選んでShopbotで切り出し、組み立ててみたいです。家の下におく道具小屋のイメージ。チェーンソーはじめ、森の道具やガーデニングの道具をおくのです。キシラデコールを塗れば、10年は持つはず。
まとめ
測量図と道路上からのチラ見で何がわかるんかい!とちょっと思っています。
この土地の傾斜に親しみ、どうやったら魅力的な建物を建て、ランドスケープをつくれるか、それを一緒に考えてほしいと心から願っています。VUILDさんが作ってくれる「敷地模型」がコミュニケーションを始める第一歩になってほしいし、これをきっかけに、敷地を歩きに来てほしい。
絶景とタケノコをお土産につけます!!
みなさまからいただく「♡マークのスキ」がものすごく嬉しいです。記事を読んで「へー」と思ったらぜひポチっとしていただけますよう、お願いします!(スキは非会員でも押すことができます)
また、フォローやシェア、コメントも大歓迎でございます。noteを通して皆様と交流できれば幸いです。
この記事が参加している募集
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?