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『バストサイズで悩む時代はもう終わり!』Virtual Human MEMEとボディポジティブについて考える

アンダーウエアブランド HRCの新聞広告に、タレントでブランドアンバサダーの鈴木奈々さんとともに弊社が制作・運営を行っているVirtual Human MEMEが出演しました。

今回の出演の経緯と、広告のメッセージとも関係する「ボディポジティブ」、更に「ボディニュートラル」の流れについて、少しだけご紹介させていただきます。


そのままの自分の身体を受け入れようというMEMEが下着の広告に出演するイミとは?

MEMEが着用したのは、バストケアができる機能性ナイトブラ。
ですが、今回の広告ではその機能のみにクローズアップしているわけではありません。

MEME自身は胸のサイズやボディラインについて、いい意味で無頓着。気分やファッションによってはノーブラで過ごしている日もある位のテンションです。

そのため、お話をいただいた当初はそんなMEMEが下着の広告に出るだろうかとも思いましたが・・
今回のビジュアルとコピーで伝えたいのが、下着のブランドとして「自分の胸に自信を持ちたいと願う女性も、ありのままの今の胸が好きという女性も様々な思いを持つすべての方を応援する」というメッセージだとお伺いして、それであればMEMEを通して伝えられることもありそうだと感じ、参加させていただくことにしました。

そのままの自分の身体を受け入れているMEMEが、あえて下着のブランドの広告に出演することで、身体について自然体でいるという考え方や価値観を表明しています。
というわけで、鈴木奈々さんのキュッと引き締まったボディとMEMEの自然な身体が共存している広告ビジュアルになりました。

ぜひ実際のコピーも合わせてぜひご覧ください!


体型に関する呪縛を作り出さないこと、助長しないこと

「ボディポジティブ」そして「ボディニュートラル」に関しては、企業側の取り組みで社会の意識を変えていくとうアクションがとても重要だと思います。
巷にあふれている広告やPRのビジュアルが、あたかもそれが正しいもののように受け手に感じさせてしまうことはヘルシーなこととはいえません。
企業からのアプローチで多様な価値観を提示していくという姿勢を、多くの企業が持ち、実際に取り組んでいくことを企画を通して投げかけています。

「ボディポジティブ」「ボディニュートラル」だけではないですが、
社会の大きな流れが先導して個人の意識が変わっていくこと、不必要なネガティブな感情を払拭していくということにつながっていくのだと感じています。
女性の体型についてはライフイベントによって変化することもありますし、呪縛が解けていくのはとても素敵なことですよね。

また、女性に比べると取り上げられることの少ない、男性の外見(体型や身長、髪型・髪質などなど)に関しても、同様の議論が広がっていくことを願っています。

CGキャラクターの外見も流動的。変わっていってもいいし、変わらなくてもいい


MEME自体はVirtualなキャラクターなので、その体型もいかようにも変化させることが可能です。
体型が変化することで、MEME自身の魅力が損なわれることはありません。重要なのはその状態に宿るストーリーだと考えています。

今後は、さらにアバターを介したコミュニケーション機会も増えていくことで、リアルな「外見」についての意識や認知が変わっていくのではないかと想像しています。
Virtual Humanを始めとする、様々なキャラクターを通して、もっと柔軟な価値観が浸透していけばいいなと思います。

Virtual Humanのプロデュースや、memeとのコラボレーションについてぜひお気軽にご連絡ください。
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