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⑮生きてください


     日々の積み重ね


デイケアで20年強過ごしまして
それ以降は就労支援B型で
9年働きます。

その間に入院もしました。
3回目は自主入院

(自分の意思で入院すること)

しました。

残念なことに初入院から
デイケアに通ってる間
どうやりくりして
どう生活してきたのか?
公共機関にどーやって
乗れるようになったのか?
etc

覚えてないんです。
1番肝心な部分だと
思うんだけど。

でも言えることは
【⑫想いを発散させる】
をやってきたことが
ぼくの積み重ねでした。

ノートに想いを書く。
それからなんで怒ってるんだろう
なにがイヤなんだろう

って分析していきました。

それは最初からできていた
わけではありません。
少しずつ気づきながら
次はこうしよう!
って決めてゆきました。

以前にも書いたけど
人間観察をすると
変化に気づきやすいんです。

例えば
友達が髪を切った
染めたとか
誰よりも早く気づくとかね。

意外と気づきにくい
もんらしいです。

とくに男性は(笑)

ぼくのこの人間観察。
自然と患者さんや
看護師さんの動きを
目で追うようになって
身についた技です!

えっへん!

ある意味特技だと
今、気がついた(笑)

みんな得意なことや
好きなことないと
思いがちじゃないですか?

最近のぼくはそうでした。

でもよくよく思い出すと
あるんですよ。

今は日記はたまにしか
書いてません。

でも最近ストレスが
たまりまして
文句だらけだったんです。

相手に自分の気持ちを
伝えるのを我慢
してました。

伝えちゃいけない
って思い込んでました。

怒りをマシンガンのように
ぶつけてしまうことが
わかってたから。

でもストレスたまる
一方で、、、、、

日々楽しくなく
なっちゃったんです。
なんなら感謝も消えました。

ふと親友に手紙を
書く機会がありまして。

書いたら今までの不満が
ばーーーーーっと
出てしまったんですね。

で、読み返しました。

あちゃ〜って(笑)

でもでもなんだか
少しスッキリしたぞ!

だからまた書き直し
たんです。

今度は不満はでません
でした。

それは今まで我慢していた
気持ちを発散させたから
なんですね。

それから。
我慢していた相手に
ぼくの正直な気持ちを
伝えました。

相手を傷つけたくないと
怖がって伝えられない
気持ちもあった。

でも一旦気持ちを
発散させたから

マシンガンのように
怒りは出なかったし
相手を傷つけることなく
自分の気持ちも
伝えられました。

今まで好きなことして
ストレス発散してたのが
こんな対処法を
学び身につけました。

こうやってぼくは
ひとつひとつ階段を
登ってゆきました。

だから重度な症状で
あっても今、
日常生活を送れています。

そこには。

家族の支え
医療従事者の支え

もあります。

入院生活で
自分の障がいについての
勉強会にも参加したこと
あります。

普段何気なくやってる
ことでも
点と点になって
ひとつの目標に
繋がってゆきます。

今苦しい辛い想いを
するかもしれません。

でもそれは
決して無駄ではありません。

必ずなんらかの形で
繋がってます。

だから落ち込んだり
絶望したりしないで。

ぼくは死のうと思って
死ぬのは
【障がい】という形で
止められました。

今、生きていてよかった

と強く思います。

もし、あなたが
そんな気持ちになったとき



助けて!




その一言でいいんです。


理由を探そうと

必死に考える必要は

ありません。


あきらめる必要もないです。


助けを求めていいんです。


どうか生きてください。


天命を最期まで

貫いてください。


これは同じ気持ちになった
ぼくからのお願いです。




            つづく




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