【10/17・24・31開催!】atacLabオンライン実践セミナー
TT-Webinar(Think and Try it in your field. /ティーティーウェビナー)
〜教師・支援者・保護者のための見立て実践トレーニング〜
3回連続課題付きシリーズ
1回目2020.10.17 (Sat.) 19:00-21:30
2回目2020.10.24 (Sat.) 13:00-15:30
3回目2020.10.31 (Sat.) 13:00-15:30
子どもに教育上の課題があると、多くの人は専門家に心理テストを委ね、子どもの能力を理解しようとします。ワーキングメモリーや処理速度などの専門用語が評価会で飛び交いますが、実際の指導には結びつかないと考える人も多いのではないでしょうか?
心理検査で判定して介入するだけではなく、子どもを自分の目で観察し、周囲の総合的な状況も把握し、今の状態を見立て、介入し、そこで起こる子どもの反応を見て、更なる見立てや介入を繰り返す。そのインタラクティブなやり取りの中で子どもを教育することが教師や支援者としての専門性の1つです。
学校や施設では残念ながら毎年のように業務は忙しくなり勤務時間内に同僚とケースについて議論する機会も減っています。TT-Webinarは、専門家を講師に迎え、全国から教師・支援者・保護者が集い、アイデアを共有し、議論する機会をオンラインで提供するものです。3回連続のウェビナーとそこに持ち込む課題に実際に取り組んでみることを通して、具体的にそのスキルを身につけて頂ければと思います。可能な限りご自身の想定するケースをもってじっくり深く学んでください。
Webinar中は想定する子どもが特定される名前や写真は示さずに議論に参加して下さい。また議論する際は、音声やカメラ機能をONにする可能性があります(希望しない場合は映りません)。
●3つの領域について
今回は以下の3領域で参加者を募ります。基本的には領域ごとにウェビナーを行いますが、前後に合同の共有時間を設けております。
領域1.「自閉スペクトラム症児のコミュニケーション」
坂井聡(香川大学教育学部 教授)
常同行動やパニックを考え、なぜそれが起こるのか等を見立て、問題行動の減少に取り組んでみる。
課題例:
・常動行動が続く
・シンボルの指示が通りにくい
・勝手に行動する
・見通しが持てずパニックになる
・タイムエイドの使い方がわからないなど
領域2.「知的障害児のコミュニケーション」
青木高光(独立行政法人国立特別支援教育総合研究所 主任研究員)
こちらの意図が伝わっているのか、どうすれば上手くコミュニケーションができるようになるのか等を見立てていく。
課題例:
・指示が通らない
・要求が直接行動に出るので困る
・勝手に行動する
・朝の会をどう進めていいかわからないなど
領域3.「肢体不自由児や重度重複障害児のコミュニケーション」
谷口公彦(香川県立香川西部養護学校 教諭)
中邑賢龍(東京大学先端科学技術研究センター 教授)
随意運動か不随意運動かその動きに意味があるのかがわからずどうコミュニケーションのきっかけをつかんでいいか分からない子どもの力を見立てていく。
課題例:
・動きの意味が分からない
・自発的に行動しない
・指示をずっと待っている
・コンピュータの操作が難しいなど
●日時・スケジュール
10月17日(19:00-21:30)、24日・31日(13:00-15:30)
*3回連続して受講ください。
30分間 全体セミナー(3領域合同)
5分間 休憩・グループへの移動
80分間 グループセミナー(領域別)
5分間 休憩・全体会への移動
30分間 全体セミナー(3領域合同)
●定員・参加費
各領域 定員25名 参加費3回セット12,000円
*途中の領域変更はできません。
↓↓↓お申し込みはこちらからお願いいたします↓↓↓
https://atac-lab.com/seminar202010/
(atacLab事務局)