納豆のネバネバをとるまでの紆余曲折(0歳児ごはん)
納豆。
手軽に栄養を摂れる便利食材なので、補完食にも取り入れたいところ。
でもネバネバが厄介で敬遠するママも多いのではないでしょうか?
「納豆 粘りをとる 離乳食」
で検索すると、お湯にくぐらせたり加熱調理したりと、色々工夫されている方が沢山。
でも、ちょっと待った!
納豆は50度以上に加熱すると、ナットウキナーゼという納豆にしかない貴重な栄養素の働きが急激に低下します。
ナットウキナーゼにはカルシウムの吸収促進効果もあるため、ここは加熱せずにネバネバを取りたいところ。
ということで、この子に力を借りました。
大根おろし。
大根に含まれるジアスターゼという消化酵素が、納豆のネバネバを分解してくれるそうです。
早速やってみました。
が、、なんとなく勘づいてはいましたが、、
上のほうを使ったにも関わらず大根おろしってやっぱりツンと辛い。
そこで大根は加熱すると甘くなるので電子レンジでチン!?
いや、ちょっと待った!
残念なお知らせですが、酵素も熱に弱く、ジアスターゼも50度以上で失われます。
もう、みんな、熱に弱すぎ(笑)
でも、いいんじゃない?
ちょっとくらいネバネバ取れるでしょ!
と、やっつけで、
電子レンジでチン→ちょっと冷ます→納豆混ぜる
でやってみました。
(にんじんのすりおろしも追加。)
ジアスターゼはいなくなったようですが、
なんだかネバネバ、弱まっています。
単純に、大根おろしの水分で粘りが薄まった状態だろうか?
スプーンですくうと、それほど上下せずとも糸が切れる。
ちなみに加熱することでジアスターゼはなくなったけれど、ビタミンAは増えるそう。
無事、甘くなった大根と共に、念願の納豆を娘に与えることができました!
豆好きの娘はパクパク食べてくれました。
(反応が普通すぎてつまらなかった。)
しばらくはこの組み合わせでいきます。
冬になったら甘くて美味しい大根おろしと納豆を混ぜて食べさせてあげよう。
この日のメニュー
水餃子
手づかみブロッコリー
ナスの白和え
おろし納豆
しいたけのポタージュ
卵雑炊
いただいたサポートは音楽教育の勉強費に使わせて頂きます。いつかピアノの先生になるのが夢です!