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Miyu先生の保育日誌 vol.1(移り気編)

 1歳児もも組の保育室で「型はめ遊び」を一人でしていたあきと(仮名)くん。おもちゃを放り出したまま、ふと思いついたように(※1)走り出しました。

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①わたしは声をかけていきます。「あきとくん、あそんでたおもちゃを(※2)もとにもどそうね」「あきとくん、はしったらおともだちとぶつかっていたいよ」と。それでも、走り回るのが楽しくなってきたあきとくんは走り続けています。

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②あきとくんに(事故が起こらないように)目を配りながらも、他の子どもたちと積み木あそびを(※3)始めてみます。楽しく積み木遊びをしながらも、あきとくんの様子を見ます。

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③あきとくんは、みんなのところへ近づいてきて、自分から(目についた)積み木を手に取り、おともだちと一緒に遊び始められました。

※1)いつものあきとくんの姿。
※2)0〜2歳クラスでは、おもちゃの置く場所を決めています。以前は「お片づけ」という言葉を使っていましたが、片づけをすることの意味を知らせるために元に戻すという表現になりました。
※3)あきとくんに興味を持ってもらえる様に、走ることよりもっと楽しいことがあるよ!とのメッセージとして。

この日誌に登場する団体・施設の名称・個人名は架空のものです。
ただし、年齢については実際のものです。

☆保育はその都度変化していくもので正解は一つではありません。こちらのエピソードは一例です。

絵はMiyu 文はGOでお送りします。

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