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【備忘録】子宮筋腫を取るまで記③

生理痛との闘い

社会人になるまではさほど重くなかったような気がする。
少なくとも、一日寝込むとかはなかった。
MRIを撮る頃には、2日か3日は寝込んでいたいぐらい具合が悪くなってたから、
やっぱり子宮筋腫の取り頃だったのかなーと思う。

症状は人それぞれだと思うけど、私の場合は
・腹痛
・下痢
・頭痛
・腰痛
・凄まじい寝汗
・貧血による目眩
・吐き気
という感じで色々あった。

腹痛は、なんとも形容し難いけど、
「子宮か炎症を起こしている」というのが個人的にはしっくりくる表現。
ギュッて子宮を絞られ、関節炎のような痛みがあり、色で表すなら完全に「赤」。
前日の夜に生理になる→鎮痛剤を飲んで寝る→夜中に鎮痛剤が切れる→痛みで目が覚めたときにはもう手遅れで、朝まで痛みとの闘い。
隣でスヤァと眠っている夫に、理不尽に腹が立ったこともある。

生理休暇を取る

プログラマーとして仕事をしてたからか、周りは男性ばかり。
当たり前だけど、痛みを分かち合えることはなく、でも逆に「分からないから口出ししない」という人しかいなかったのは助かった。
社会人一年目とか二年目ぐらいの頃は、「生理痛が酷いので生理休暇を取ります」という一言がなんとなく気恥ずかしく感じられたけど、
五年目ぐらいから何も感じなくなった。笑

痛いものは痛い、鎮痛剤とか効かない。
痛みだけじゃなくて、貧血による目眩もある。
痛みと目眩で思考回路はショート寸前。
これは休むしかない。
頑張って仕事に行く意味が分からない。
そもそも「仕事に行くこと」が目的になってる時点で、休んだほうがいい。

生理痛のない女性もたくさんいる。
そういう人たちからすると、生理休暇を毎月のように取る人と比べて、「なんか損している」気分になるかもしれない。
生理休暇が有給になる場合は、特にそんな気になりやすいのかも、と思ったり。
ただ、当事者からすると、元気なのに休むわけではなく、
生理休暇を取ったとて、一日中痛みやしんどさとの闘いなので、全然楽しい休暇ではない。

もっとも、生理中であることを証明できるものはないので、仮病かどうかの判断はつかないんだけれども。
勤怠連絡の時に、ゾンビのような顔で撮ったセルフィーを送る以外思いつかない。

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