相鉄・東急「新横浜線」開業!~開業を記念して、パブリックアート散歩に出かけよう
こんにちは、@ARTです。
2023年3月18日に相鉄・東急新横浜線が開業となりました。
これによって、渋谷~新横浜駅間が25分と大幅に短縮され東海道新幹線へのアクセスも向上したようです。神奈川県民である筆者も新幹線を利用する際は、新横浜駅を利用することが多かったのでこのニュースは気になっていました。
そんな新横浜駅には、横浜アリーナ、日産スタジアム(横浜国際総合競技場)、新横浜ラーメン博物館と実はいろいろな施設があり、アート作品も点在しています。そこで今回は、新横浜駅、日産スタジアムにあるパブリックアートをご紹介します。
串田保二 / ふれあいの像
新横浜駅北口、横浜銀行前に「2002FIFAワールドカップ決勝戦開催地の記念碑」の隣にある作品です。横浜北ライオンズクラブの寄贈によって設置されました。
この作品の複製は全国のさまざまな場所に設置されており、北海道京極町、北海道上川郡清水町、北陸鉄道内灘駅などでも目にすることができます。
作者は富山県高岡市出身の彫刻家、串田保二氏です。
串田保二 / ふれあいの像
渡辺豊重 / そらゆけ それゆけ
日産スタジアム内の日産ウォーターパーク&スポーツ医科学センターエントランスの天井に設置された壁画作品でs。
スポーツの「走る、跳ぶ、跳ねる、泳ぐ」という動きをのびやかなフォルムと、鮮やかな色彩に表現しています。
残念ながら、設備の耐震基準の問題から改良工事に伴い、2024年3月をもって撤去の方針となっていますので、見に行くならお早めにどうぞ!
山本誠ほか / メッシュアートシンボル柱
新横浜駅から歩いてスタジアムに向かうと,最初に出会うメッシュアート作品です。山本 誠氏がトータルデザインを担当しています。
東ゲート広場の噴水を取り囲むように、6人の作家(山本誠、高宮邦彦、友安昭、木村篤司、不破由晴、内田邦太郎)による8本のメッシュアートが並んでいます。設置当初は、夜間にライトアップされたようです。それぞれのメッシュアートからは、吉村弘によるサウンドも流れ、心地の良い空間を演出しています。
川上喜三郎 / Rising Rose, Rising Iris
こちらも日産スタジアムアートプロジェクトの作品のひとつ、1998年のかながわ・ゆめ国体のシンボルとして制作された炬火台です。
現在はスタジアム外の北ゲート広場に移設されています。横浜市の花・バラと,神奈川県の花・ヤマユリをモチーフにした,5本のらせんが組み上げられています。
川上喜三郎 / Rising Rose, Rising Iris
ピエール・マテール / ヨコハマフィーバー2002 “YOKOHAMA FEVER 2002”
日産スタジアムが2002年FIFAワールドカップの決勝会場となったことを記念して、当時の公式スポンサーadidasの寄贈によって設置された作品です。新横浜駅方面に近い東ゲート広場の隅に置かれています。
作者は、1998年大会優勝国フランスの現代彫刻家ピエール・マテール氏です。
MOTOKO LIGHTS モニュメント
日産スタジアム西ゲート正面に置かれた、鏡のモニュメントです。
日本を代表する照明デザイナー,石井幹子氏率いる照明デザイン事務所によるもので屏風のような形状をしています。
現在ライトアップされているかはわかりませんが、ライトアップを想定して作られた形状のようなので、点灯された状態でも見てみたいですね。
今回は、新横浜駅と日産スタジアム周辺の作品を紹介しました。日産スタジアムの作品はどれも大きな作品で見ごたえがありますね。新幹線やスポーツ観戦、ライブ以外にも少しだけ、アートを巡ってみてください。
@ARTは日本全国のパブリックアートの作品データ、位置情報をアーカイブし、アート作品のデータベースを提供しています。データベースはこちらからご覧ください。
Public Art Database(β)
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